設定


配信制御を設定する
Domino では、メッセージ配信をカスタマイズできます。カスタマイズできる内容は、メッセージ配信に使用できるスレッド数、メッセージを暗号化する必要があるかどうか、サーバーが配信前エージェントの実行を待機する時間の長さ、ルーターがクライアントメールルールの転送アクションをサポートするかどうかなどです。

このタスクについて

IBM Notes ユーザーは、メールファイルルールを作成し、新しいメールを自動的に処理できます。クライアントメールルールは、新しく配信されるメールが特定の条件を満たす場合に実行されるアクションを指定します。たとえば、クライアントメールルールには、処理を停止アクションを指定できます。処理を停止アクションは、処理を停止アクションが入ったルールの後にあるすべてのルールの処理を停止します。処理を停止アクションは単独で、つまりメールルールの唯一のルールとして使用できます。また、ルールの別のアクションとともに使用することもできます。処理を停止アクションは、一連のルールの 1 つに指定することもできます。このアクションは、メッセージに複数のルールを適用するが、最初のアクションの実行後にクライアントメールルールの実行を停止する場合、特に便利です。

クライアントメールルールの詳細については、IBM® Notes 9.0.1 Social Edition ヘルプを参照してください。

メール制限値の制御については、関連トピックを参照してください。

手順

1. 設定するサーバーのサーバー設定文書がすでに存在することを確認します。

2. IBM Domino Administrator で [設定] タブをクリックし、[メッセージング] セクションを展開します。

3. [設定] をクリックします。

4. 管理するメールサーバーのサーバー設定文書を選択し、[サーバー設定の編集] をクリックします。

5. [ルーター/SMTP] -> [制限と制御] -> [配信制御] タブをクリックします。

6. [配信制御] セクションの以下のフィールドに入力し、[保存して閉じる] をクリックします。


タスクの結果

変更内容が有効になるのは、次にルーターの設定を更新した後です。

次のタスク

新しい設定を直ちに有効にするには、配信設定を再ロードします。

関連概念
メッセージ配信を制御する
制限値を使用してユーザーメールファイルのサイズを管理する

関連タスク
ルーターの制限値制御を設定する
サーバーメールルールを設定する