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システム管理プロセスを使用してレプリカを作成する
IBM Domino® Administrator では、システム管理プロセスを使用して複数のレプリカを作成できます。同一ドメインまたは他のドメイン (複数ドメイン、ドメイン間のシステム管理要求を使用) のサーバーに複製を作成できます。

このタスクについて

サーバーが同一のクラスタ内のメンバーである場合を除き (この場合、厳密には不要)、複製元サーバーと複製先サーバー間の複製をスケジュールする接続文書があることを確認します。

別のドメインにある複製先サーバーにレプリカを作成する場合は、必要な文書が存在することを確認してください。


以下のアクセス権限が必要です。
複製元と複製先の両方のサーバーが準備されていることを確認してください。
手順

1. IBM Domino Administrator のサーバーペインで、複製元サーバーを選択します。サーバーペインを展開するには、サーバーペインにあるサーバーアイコンをクリックします。

2. [ファイル] タブをクリックします。

3. [ファイル] ウィンドウで複製元データベースを選択します。データベースは複数選択することもできます。

4. [ツール] ペインで、[データベース] -> [レプリカの作成] を選択します。


5. オプション: 現在のドメインにクラスタが含まれている場合に、クラスタメンバーである複製先サーバーだけを表示するには、[クラスタメンバーのみ表示] をクリックします。

6. 複製先サーバーを選択します。複製先サーバーは複数選択することもできます。サーバーがリストに表示されていない場合にサーバー選択するには、[その他] を選択し、サーバーの階層名を指定して [OK] をクリックします。

7. オプション: 複製先サーバーを選択します。[ファイル名] をクリックし、複製するデータベースの複製先サーバーのカスタムファイルパスを選択し [OK] をクリックします。 この手順は移動先サーバーごとに繰り返します。このオプションを選択しない場合、データベースは複製元サーバーと同じロケーションにある複製先サーバーに保存されます。


8. [OK] をクリックします。ダイアログボックスに処理したデータベースの数が表示されます。エラーが発生した場合はエラーの数も表示されます。

データベースを複製先サーバーにドラッグしてレプリカを作成する

このタスクについて

特定のサーバーのアイコン上にデータベースをドラッグアンドドロップすることによって、複製先のサーバーにレプリカを作成することができます。この方法では、レプリカがすべて、複製先のサーバーの既存の単一ディレクトリに保存されます。この方法では、システム管理プロセスによりレプリカの作成が自動化されます。

手順

1. IBM Domino Administrator で、[ファイル] タブをクリックします。

2. ファイルペインで複製するデータベースを選択します。

3. 選択したデータベースを、サーバーペインにある複製先サーバーにドラッグします。

4. 表示されたダイアログボックスで、[レプリカの作成] を選択し、レプリカを保存する複製先サーバーのディレクトリを選択します。[OK] をクリックします。

関連概念
レプリカ
ローミングユーザーを理解する

関連資料
レプリカの作成
レプリカを作成する (ドメイン間のシステム管理要求)