保護


ID ボールトポリシー設定文書を手作業で作成、編集する
ポリシー設定を使用すると、ID を ID ボールトに対応づけるほか、ID ボールトに関する他の設定事項をいくつか指定することができます。ポリシー設定の指定は、[ID ボールト] -> [作成] または [ID ボールト] -> [管理] ツールを使用するか、以下に説明するように、手作業でポリシー設定を作成、編集します。

このタスクについて

以下に要約しているような設定項目を、セキュリティ設定文書の [ID ボールト] タブに手作業で指定し、(まだであれば) ポリシー文書に追加することができます。[ID ボールト] -> [作成] ツールまたは [ID ボールト] -> [管理] ツールで設定可能かどうかも表に示します。

表 1. 手動で指定可能な ID ボールと設定
設定説明 [ID ボールト] - [作成] ツール、[ID ボールト] - [管理] ツールでも設定可
割り当てられたボールト使用するボールトの名前はい
パスワードを忘れた場合のヘルプテキストパスワードを忘れたユーザーに対して、IBM Notes® ログイン画面に表示する指示文はい
パスワードリセット後にパスワードの変更を強制するユーザーによるパスワードのリセット後にパスワードの変更が必要かどうかの管理 (デフォルトは[はい] です。)いいえ
自動 ID ダウンロードを許可するID をダウンロードできる時間帯や回数に制限を設けるかどうかの管理 (オプション) (デフォルトは無制限)いいえ

手順

1. IBM Domino Administrator の [ユーザーとグループ] タブで、[設定] をクリックし、セキュリティ設定文書を作成または編集します。

2. セキュリティ設定文書の [ID ボールト] タブをリックします。

3. 必要に応じて各フィールドを編集します。

4. セキュリティ設定文書を保存し、ユーザーに適用されるポリシーに (まだであれば) 対応づけます。

関連タスク
ユーザーをボールトに対応づける
ユーザーがパスワードを忘れた場合に表示する指示文を指定する
パスワードをリセット後、改めてパスワードを変更する必要があるかどうかを指定する
ID のダウンロードでダウンロード権限を要求する
ID ボールトの作成と設定を行う