管理
ドメイン間処理には次の利点があります。
システム管理要求のドメイン間処理を設定するには、次の操作を実行します。
システム管理要求データベースには、ドメイン間でのシステム管理要求の交換方法と処理方法を指定するドメイン間設定文書があります。ドメイン間設定文書を設定するときは、信頼されたエンティティ (ユーザー、サーバー、認証者) を指定します。ほかのドメインから届いた要求は信頼されたエンティティのどれかが署名しなければなりません。名前変更要求は例外です。この要求は認証者によって署名されているため、その有効性は、認証と受信側ドメインの Domino ディレクトリにある相互認証によって確認されます。名前変更要求を別のドメインに渡すときは、送信側、受信側のドメイン間で適切な相互認証を行う必要があります。さらに、発信側と受信側の両方のドメインの Domino ディレクトリは、名前変更要求に表示されている組織階層のすべての認証者文書を認証者のパブリックキーとともに持っている必要があります。
ヒント: 必要な認証文書のセットを発信側ドメインから受信側ドメインにコピーします。 ただし、この方法でコピーされた文書は、後でより新しい認証者が使用された場合に置換が必要になる場合があることに留意してください。
注: ドメイン間の要求処理に必要なサーバーの接続文書を調べてください。接続文書のフィールドで、ドメイン間のシステム管理要求の処理に特別な影響を与えるものは、次のように [基本] タブ上にあります。それらは、送信側サーバー、送信側ドメイン、受信側サーバー、受信側ドメインの各フィールドです。
接続文書のその他のフィールドも、送信側と受信側のサーバー間で複製と通信ができるように設定する必要があります。
関連概念 Domino ディレクトリや連絡先への相互認証の追加 認証者 ID と証明書 システム管理プロセス要求
関連タスク ドメイン間設定文書を作成する ディレクトリプロフィールをカスタマイズする
関連資料 ドメイン間のシステム管理要求