インストール
このタスクについて
Notes アドオンインストーラツールキットを使用すると、有効な Eclipse フィーチャーやプラグインを既存の Notes ランタイムにデプロイするための MSI インストーラを簡単に作成することができます。
カスタマイズされたアドオンインストーラツールは Expeditor 6.2.1 と一緒に使用でき、IBM Notes インストールキットと一緒に使用できるユーティリティディレクトリツールキットの一部として使用できます。CustomizeAddon.exe と AddonConfig.ini が含まれている notes.addon.installer.toolkit.zip ツールキットは、IBM Notes インストールキットのユーティリティサブディレクトリ内にあります。
この作業を実行するには、Lotus Expeditor wiki にある「Creating a customized add-on installer」の記事の情報を参照します。 現在、IBM Notes ツールキットは MSI インストールのみに対応していますが、Linux™ 環境でもアドオンインストーラを作成できます。その方法については、この記事を参照してください。
注: 「Creating a customized add-on installer」の記事の Windows™ のセクションに、IBM Expeditor と IBM Notes に共通する AddonConfig.ini ファイルの設定に関する記述があります。 ただし、提供されている notes.addon.installer.toolkit.zip ファイル内の AddonConfig.ini ファイルは変更されています。これは、Notes ランタイムにカスタムフィーチャーをデプロイするための MSI ベースのアドオンインストーラを作成するプロセスをさらに簡素化するためです。これらの設定については、手順 4 の情報を使用してください。
手順
1. Lotus Expeditor wiki にある記事「Creating a customized add-on installer」を開きます。
2. 提供されている notes.addon.installer.toolkit.zip ツールキットを、ローカルの一時ディレクトリに解凍します。
3. ツールキットを解凍したローカルの一時ディレクトリに移動して、AddonConfig.ini ファイルを開きます。
4. この記事の「Customizing the MSI using the Addon Customizer Tool」のセクションに記述されているプロパティのうち、TARGETUPGRADE プロパティと TARGETVERSIONS プロパティを除く 、すべてのプロパティを追加します。提供されている notes.addon.installer.toolkit.zip 内の AddonConfig.ini ファイルの以下のプロパティは、あらかじめ設定されています。
6. 記事の説明に従って CustomizeAddon.exe を実行します。
7. アドオンインストーラキットのライセンスディレクトリでライセンスを置き換えます (必要な場合)。
8. Lotus Expeditor wiki の投稿の説明に従って、(アドオンインストーラによってデプロイされる署名付きフィーチャーの) deploy ディレクトリと updatesite.zip をアドオンインストーラキットに追加します。
10. アドオンインストールキットの setup.exe インストールファイルを実行し、画面の指示に従います。
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