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サーバー全体でクラスタ複製を無効にする
問題を調べたり、パフォーマンスを向上させるために、クラスタ複製を無効にすることができます。現在のセッションのみでクラスタ複製を停止することもできれば、サーバーの起動時にクラスタ複製が起動しないように設定することもできます。現在のセッションのみでクラスタ複製を停止すると、サーバーが次に起動するときにクラスタ複製が再起動します。クラスタ複製を無効にしても、スケジュールを設定された複製には影響がなく、そのまま実行されます。

このタスクについて

クラスタ複製を無効にするには、次のいずれかを実行します。

注: クラスタレプリケータを無効にしても、そのサーバーから他のクラスタサーバーへの複製が実行されなくなるだけです。他のクラスタサーバーからそのサーバーへの複製は実行されます。

サーバーの起動時にクラスタ複製を自動的に無効にする

このタスクについて

IBM Domino Administrator または Web サーバー管理クライアントを使用して、サーバーの起動時にクラスタ複製を無効にするように、IBM Domino を設定できます。

IBM Domino Administrator で操作する

手順

1. [設定] タブをクリックします。

2. タスクペインで [サーバー] を展開し、[設定] をクリックします。

3. 次のいずれかを実行します。

4. [NOTES.INI 設定] タブをクリックします。

5. [パラメータの設定/編集] をクリックします。

6. [アイテム] フィールドで、DISABLE_CLUSTER_REPLICATOR を選択、または入力します。

7. [値] フィールドに 1 を入力します。

8. [追加] をクリックし、[OK] をクリックします。

9. [保存して閉じる] をクリックします。

10. サーバーを再起動して、設定内容を有効にします。


Web サーバー管理クライアントで操作する

手順

1. [設定] タブをクリックします。

2. タスクペインで [サーバー] を展開し、[設定] をクリックします。

3. 次のいずれかを実行します。

4. [NOTES.INI 設定] タブをクリックします。

5. [パラメータの設定/編集] をクリックします。

6. [有効パラメータ] ボックスで DISABLE_CLUSTER_REPLICATOR をクリックし、[追加] をクリックします。

7. [値:] フィールドに 1 を入力して [OK] をクリックします。

8. [保存して閉じる] をクリックします。

9. サーバーを再起動して、設定内容を有効にします。

現在のセッションのみでクラスタ複製を無効にする

このタスクについて

現在のセッションのみでクラスタ複製を無効にするには、次のいずれかを実行します。複数のクラスタレプリケータが実行中であっても、上記の手順ですべてのクラスタレプリケータが停止します。

IBM Domino Administrator または Web サーバー管理クライアントから操作する

手順

1. [サーバー] -> [ステータス] タブをクリックします。

2. タスクペインで次のいずれかを実行します。

3. 結果ペインで、クラスタレプリケータを選択します。

4. ツールペインで [タスク] を展開し、[中止] をクリックします。

サーバーコンソールで操作する

このタスクについて

サーバーコンソールから次の IBM Domino コマンドを送信します。

tell clrepl quit