設定


ユーザー登録時にデフォルト設定を使用する
デフォルト設定を使用すると、ユーザー登録のプロセスが簡単で早くなります。登録プリファレンスとして定義する設定は、各セッションを通じて変わりません。 他のデフォルト設定は、新しい登録セッションを開始するたびに Notes のデフォルトに戻ります。

デフォルト設定は、さまざまなソースから行うことができます。


次の表には、Notes に用意されているデフォルトのユーザー登録設定がすべてリストされています。この表にリストされていないユーザー登録フィールドは、デフォルト設定がないフィールドです。この表の値は、次のような条件が満たされていることを前提としています。
表 1. IBM Notes のデフォルトのユーザー登録設定
フィールドデフォルト
登録サーバーDomino ディレクトリが含まれている場合は、ローカルサーバー。含まれていない場合は、NOTES.INI ファイルの NewUserServer 設定で指定されているサーバー、またはシステム管理サーバー。
パスワードクオリティスケール8
インターネットパスワードの設定オフ
暗号化のレベルRSA キーサイズの基本強度
インターネットアドレスFirstnameLastname@Internet ドメイン (たとえば、RobinRutherford@Renovations.com)。
インターネットドメイン現在の TCP/IP ホストドメイン
アドレス名の形式名 姓
メールサーバーDomino ディレクトリが含まれている場合はローカルサーバー、Domino ディレクトリが含まれていない場合はシステム管理サーバー。
メールファイルテンプレートMail85.ntf
即時にファイルを作成オン
Mail systemNotes
[メールファイル名]mail¥firstinitialfirst7charactersoflastname.nsf
[所有者のアクセス権][文書の削除] アクセス権がある [編集者]
[全文索引の作成]オフ
メールデータベース割り当て設定オフ
[警告限界値の設定]オフ
[このユーザー用に Notes ID を作成]オン
ローミングを有効にするオフ
認証者 IDサーバーベースの認証機関 (CA) を使用していない場合、IBM Notes では [システム管理プリファレンス] で指定された認証者 ID が使用されます。何もない場合は、NOTES.INI ファイルの CertifierIDFile 設定で指定された ID が使用されます。
[セキュリティの種類][アメリカ・カナダのみ] または [インターナショナル] のどちらか。
[認証期限日]現在日付から 2 年間。
ユーザー ID の保存場所Domino ディレクトリ
[ローカル管理者]なし
[メールサーバーローミングユーザーファイルを置く]オン
[パーソナルローミングフォルダ]roaming¥
サブフォルダの形式FirstName LastName
直ちにローミングファイルの作成選択済み
クリーンアップオプションクリーンアップしない

関連概念
ユーザー登録の方法
ポリシー設定文書を使用してファイルサーバーローミングを設定する

関連タスク
IBM Notes ユーザー登録のデフォルト設定を定義する
IBM Notes ローミングユーザーの登録を実行する