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データベースへのクライアント参照のリダイレクト
Notes クライアント参照を、削除または移動されたデータベースから指定したデータベースまたはデータベースのレプリカにリダイレクトすることができます。

存在していないデータベースインスタンスを開く場合、IBM Notes クライアントはデータベースリダイレクト情報を使用してクライアント上の参照の削除や更新を行います。データベースリダイレクトによって、データベースが削除または移動されたことがクライアントに通知されます。クライアントは数多くの場所にあるデータベースとサーバーを参照します。データベースリダイレクトはユーザーのデスクトップやワークスペース、ブックマークで使用され、レプリケータによっても使用されます。データベースリダイレクトはリソースリンクでも使用されます。リダイレクトは [アプリケーションを開く] ダイアログボックスやスクリプトでは使用されません。

データベースリダイレクトとデータベース移動

データベースを移動する場合、[データベースの移動] ダイアログボックスにデータベースリダイレクトを作成するためのオプションが表示されます。クライアントはこのオプションを使用して、削除されるデータベースへの参照を更新できます。

データベースリダイレクトとデータベース削除

データベースを移動する場合、[データベースの削除の確認] ダイアログボックスに、クライアントが削除されるデータベースへの参照を更新できるデータベースリダイレクトを作成するためのオプションと、クライアントを別のサーバーにリダイレクトするオプションが表示されます。リダイレクトサーバー名を指定する場合は、削除が行われるサーバーと同じサーバーにしないでください。すべてのレプリカを削除する場合、リダイレクトサーバーは同じドメイン内にあってはなりません。

参照なしのデータベースリダイレクト

データベースリダイレクトがあるが、データベースの削除または移動によってデータベースへの参照が含まれていない場合、クライアントは元のデータベースへの参照を削除します。

関連概念
データベースを移動する

関連タスク
データベースリダイレクトを作成する
データベースリダイレクトを更新する
データベースを削除する