計画


Domino システムでのメール配信の仕組み
IBM Domino® Domino 環境を通じて配信されるメールメッセージについて説明します。

IBM Domino メールシステムでメールが配信される仕組みを次に示します。

1. ユーザーが IBM Notes などのメールクライアントを使用してメールメッセージを作成し、受信者のアドレスを指定します。

2. ユーザーがメッセージを送信します。

3. ユーザーのメールクライアントは、次のいずれかを実行します。

4. メールルーターが mail.box 内のメッセージを検出し、各受信者についてメッセージの送信先を判断します。ルーターは、ルーティングテーブルを調べて、受信者へのパスでメッセージの次の中継点を計算し、SMTP 配信か Notes 配信のどちらか適切なプロトコルを使用してメッセージを転送します。 5. 受信者のサーバーで実行されるルーターが、Domino サーバーの mail.box にあるメッセージを検出し、受信者のメールファイルにメッセージを配信します。

6. メールクライアントを使用して、ユーザーがメールファイルからメッセージを取得します。メールクライアントのタイプに応じて、Notes リモートプロシージャコール、IMAP、POP3、HTTP のいずれかのプロトコルが使用されます。

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メッセージングの概要

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Domino ディレクトリとメール配信