設定


WebSphere プラグインを設定する
プラグインの動作は、WebSphere® の設定ファイルである WebSphere¥AppServer¥config¥plugin-cfg.xml で制御します。

このタスクについて

プラグインを使用してターゲットの IBM Domino® サーバーに要求を中継できるようにするには、ディレクティブを plugin-cfg.xml に追加して、サーバーへのトランスポートルートと、Domino に中継される要求を識別するための URL 名前空間のパターンルールを定義する必要があります。プラグインは、名前空間ルールに該当する要求だけをリレー送信します。それ以外の要求は、フロントエンド Web サーバーにより処理されます。

手順

1. plugin-cfg.xml をメモ帳で開きます。

2. <Transport> 要素を変更し、該当する Domino サーバーをターゲットとして指定します。その場合は、Hostname と Port パラメータの値を変更し、バックエンドサーバーの HTTP タスクにプラグインから到達するのに必要な適切な値を設定します。次に例を示します。


3. 以下のディレクティブを <UriGroup> セクションの先頭に追加します。これらのディレクティブでは、IBM Domino Web アプリケーションにアクセスする際に必要な共通の URL パターンを指定します。
タスクの結果

<Uri Name="/*.nsf"/><Uri Name="/icons/*"/><Uri Name="/domjava/*"/><Uri Name="/execcgi/*"/><Uri Name="/cgi-bin/*"/><Uri Name="/servlet/*"/><Uri Name="/download/*"/><Uri Name="/mail/*" />

Domino アプリケーションで別の名前空間が必要な場合は、それらのパターンも <Uri> ディレクティブで指定することができます。

注: WAS プラグインは、設定ファイルを 1 分に一度自動的に読み込み直して変更点を受け取ります。それほど長く待てない場合は、操作を停止して、フロントエンド Web サーバーを再起動してください。IIS プラグインの場合は、Windows™ サービスのコントロールパネルから World Wide Web Publishing Service を停止し、Internet Services Manager から Web サイトを再起動する必要があります。Web サイトだけを停止して再起動しても、プラグインの DLL が再ロードされないため、うまくいきません。

関連情報
WebSphere Application Server Version 6.1 インフォメーションセンターの「plugin-cfg.xml file」