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ウィジェットとライブテキストの概要
ウィジェットとライブテキストを使用すると、ユーザーは専用に作成されたウィジェットを使用して、Notes 文書内の自動認識された Live Text を表示してアクションを実行することができます。たとえば、強調表示された特定の Live Text ストリング (フライト番号など) がある場合、その Live Text にリンクされたサードパーティーのフライト状況ウィジェットを開くことにより、Live Text ストリングを表示してそれに対するアクション (フライト状況の検索など) を即座に実行することができます。ウィジェットと Live Text を使用して、パワーユーザーと管理者はウィジェットを作成、編集し、ユーザーにデプロイして、IBM Notes のフォーム、ビュー、文書、サードパーティサービス (Web ページ、フィード、Google ガジェットなど) を実行することもできます。また、既存の機能やプラグインを Eclipse または NSF ベースの更新サイトからデプロイすることもできます。

ウィジェットは、1 つ以上のコンポーネントやアクションから構成されるツールです。アクションには、ワイヤリングされたコンテンツタイプと認識機能をオプションで設定することができます。これにより、アクションを実行する Live Text のパターンと、その Live Text 上でアクションを実行する方法が定義されます。

また、項目をクライアントシステムにプロビジョニングするようにウィジェットを設計することもできます。たとえば、ウィジェットを使用して、スタンドアロン機能やサードパーティー機能をインストールして更新することができます。この場合、対象機能の更新サイトを呼び出し、最初に更新をクライアントプラグインにデプロイするか、後からプロビジョニングします。

Domino サーバーには、ウィジェットカタログの基礎となるアプリケーションテンプレート toolbox.ntf やウィジェットと Live Text 機能を制御するデスクトップポリシー設定が含まれています。


ウィジェットとライブテキスト機能は、3 つのメインユーザータイプ (エンドユーザー、パワーユーザーとアプリケーション開発者、管理者) を対象に設計されています。ポリシーとプリファレンスにより、さまざまなアクセスレベルが制御されます。ロールは多くの部分で重複します。

注: ウィジェットと Live Text のユーザーマニュアルは、IBM® Notes 9.0.1 Social Edition ヘルプ で提供されています。


関連概念
ウィジェットとライブテキスト機能をインストールする
ウィジェットとライブテキストのユーザータイプの概要
デフォルト設定のウィジェットと Live Text の動作
ウィジェットカタログオプションおよびアクセス
ウィジェットとライブテキストを構成する

関連タスク
ウィジェットとウィジェットカタログによるクライアントプラグインの導入