管理
未読マーク複製機能がデータベースに対し有効である場合、未読マークは作成した複製スケジュールに従ってデータベースとともに複製されます。この機能は、主にメールデータベースに対して使用します。
注: メールデータベース以外のアクセスの頻度が高いデータベースで未読マークを複製することは、パフォーマンスに影響するので推奨されません。
複製する前に未読マークを同期する
未読マークの複製を有効にする前に、データベースとそのすべてのレプリカの未読マークが同期していることを確認します。未読マークの複製を有効にしてもデータベースとそのすべてのレプリカの間で未読マークが同期していない場合、これらの未読マークは、手動で行わない限り同期しません。まず未読マークが同期されてから未読マーク複製機能が有効となると、未読マークは同期が保たれます。
次のいずれかの方法で未読マークを同期します。
1. IBM Domino Administrator で、[ファイル] タブをクリックします。
2. 未読マークの複製を有効にするデータベースを選択します。
3. ツールペインで、[データベース] -> [詳細なプロパティ] をクリックします。
4. [未読マークの複製] に移動し、[選択] をクリックして、[未読マークの複製] チェックボックスを選択します。
5. 次のどちらかの操作を行います。
未読マークの複製を無効にする
2. 未読マークの複製を無効にするデータベースを選択します。
4. [未読マークの複製] に移動し、[選択] をクリックして、[未読マークの複製] チェックボックスをクリアします。
5. [OK] をクリックします。
クライアントから直接 1 つのデータベースの複製を有効または無効にする
1 つのデータベースに対しては、クライアントから直接未読マークの複製を有効または無効にできます。未読マークの複製を有効または無効にするデータベースを開きます。[ファイル] -> [アプリケーション] -> [プロパティ] を選択し、[詳細] タブをクリックします。[未読マークを複製する] 設定の 1 つを選択し、未読マークの複製を有効または無効にします。
関連概念 データベースの詳細オプションを設定する データベースの設計、管理と IBM Domino システム管理
関連資料 データベースのパフォーマンスを最適化するデータベースプロパティ