このタスクについて

domino.conf では、デフォルトですべての listen ポートが無効に設定されます。 サーバーが使用するすべての listen ポートを有効に設定する必要があります。

手順

1. IBM HTTP Server が HTTP 接続を受け入れるようにするには、domino.conf ファイル内で、標準の HTTP ポート 80 を有効にして、以下の行のコメント文字 (#) を削除します。

# IPv4 support:

#Listen 0.0.0.0:80

# Uncomment the following line for IPv6 support on Windows XP or Windows

# 2003 or later. Windows IPv6 networking must be configured first.

# Listen [::]:80

以下の例のセクションは、ポート 80 が IPv4 に対して有効であることを示しています。

# IPv4 support:

Listen 0.0.0.0:80

# Uncomment the following line for IPv6 support on Windows XP or Windows

# 2003 or later. Windows IPv6 networking must be configured first.

# Listen [::]:80

# To enable ssl, uncomment and add/change the

# appropriate directives

#Listen 0.0.0.0:443

## IPv6 support:

#Listen [::]:443

#<VirtualHost *:443>

#SSLEnable

#SSLClientAuth optional

#SSLProtocolDisable SSLv2

#SSLProtocolDisable SSLv3

#</VirtualHost>

#KeyFile domino_program_directory/ihs/ihsserverkey.kdb

#SSLDisable

以下の例のセクションは、ポート 443 が IPv4 に対して有効であり、SSL キーリングファイルが d:/keys/myserver.kdb にあることを示しています。

Listen 0.0.0.0:443

## IPv6 support:

#Listen [::]:443

<VirtualHost *:443>

SSLEnable

SSLClientAuth optional

#SSLProtocolDisable SSLv2

#SSLProtocolDisable SSLv3

</VirtualHost>

KeyFile d:/keys/myserver.kdb

SSLDisable

#

4. キーデータベースが作成されたら、前述の例に示すように、KeyFile ステートメントがキーデータベースの完全修飾ファイル名を指していることを確認します。

既存の Domino サーバーでは、Domino キーリングファイルをキーデータベースとして使用することはできません。Domino キーリングファイル内に存在するすべての必要な証明書を、発信側の認証機関から IBM HTTP Server のキーデータベースへ再度インポートする必要があります。IBM HTTP Server での SSL/TLS の設定の詳細については、関連トピックを参照してください。

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