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IBM Notes 以外のメールアプリケーションのカレンダーユーザーとの相互運用性を向上させる
互換モード、クライアント検出、ドメインマッピングは、Notes カレンダーユーザーと他のカレンダーユーザー間の相互運用性を組織内で著しく高めることができる機能です。互換モードは、IBM Notes 以外のメールアプリケーションユーザーが IBM Notes ユーザーと会議招集を交換する場合の繰り返し会議でデータが失われるのを防止します。クライアント検出とドメインマッピングでは、Domino システム管理者がメールポリシーを使用して、メールアプリケーションを組織内のドメインに関連付け、アプリケーション用にカレンダー機能の相互運用性を指定することができます。

繰り返し会議のアーキテクチャが異なるため、IBM Notes の比較的複雑な繰り返し会議操作の一部は Outlook/Exchange と IBM Notes 以外の他のメールアプリケーションで解釈できません。このようなケースを回避するために、互換モード、クライアント検出、ドメインマッピングにより Notes で繰り返し会議で使用できる操作を制限することができます。

デフォルトでは、互換モードのオプション [一部の招待者は他のメールプログラムを使用する] は無効になっていて、会議に表示されません。IBM Domino 管理者は、メールポリシーの [クライアント検出] ページの設定を使用して議長がオプションを利用できるようにします。メールポリシーの設定 [チェックボックスで互換性モードを手動で制御] で表示されている場合は、ユーザーが会議エントリを作成する際に [一部の招待者は他のメールプログラムを使用する] オプションを使用することができます。

互換モードで制限される繰り返し会議操作は、次のとおりです。


互換モードをクライアント検出とドメインマッピングに組み合わせると、組織内の IBM Notes と IBM Notes 以外のメールアプリケーション両方のユーザーの繰り返し会議を細かく調整することができます。メールポリシーの [クライアント検出] ページでは、互換モード設定 [参加者のアドレスから互換性モードを検出] は [ドメインマッピング] ページの設定と連携して、特定のドメインを IBM Notes 以外のメールアプリケーションに関連付けます。詳しくは、メールポリシー設定文書の作成に関する指示を参照してください。

関連概念
メールポリシー設定文書を理解する

関連資料
カレンダーとスケジュール