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ウィジェットカタログを作成する
ウィジェットカタログは、使用可能なウィジェットを一元的に格納するための場所です。 カタログは、XPages アプリケーションとして使用できる IBM Notes® アプリケーションです。

始める前に

サーバー文書、[セキュリティ] タブ、[可能なプログラムの制限] セクションでエージェントを有効にするための適切なアクセス権があることを確認してください。少なくとも、[制限付き LotusScript/Java エージェントの署名または実行] オプションを有効にしてください。

このタスクについて

管理者とパワーユーザーは、提供されたカタログテンプレートを使用して、サーバー上でウィジェットカタログを作成することができます。ウィジェットカタログサーバーとウィジェットカタログアプリケーションのプリファレンスが適用されると、カタログのローカルコピーがユーザーのクライアントシステム上に自動的に作成されます。ローカルレプリカは、標準優先度のアプリケーションに対して設定された複製スケジュールに基づいて定期的に更新されます。

手順

1. IBM Domino サーバーとともにインストールされたウィジェットカタログテンプレート (toolbox.ntf) を取得します。アプリケーションタイトルは、[ウィジェットカタログ (9)] です。

2. 製品に用意された toolbox.nsf テンプレートを使用して、ウィジェットカタログを toolbox.ntf などという名前で作成します。

3. 管理者、パワーユーザー、エンドユーザーに対して、カタログアプリケーションへのアクセス権限を制御するためのアクセ制御リストを割り当てます。


4. オプション: カタログを作成したら、カタログのカテゴリの初期セットを作成できます。
5. オプション: ツールボックススイーパーエージェント (ToolSweeper) を有効にします。これは、新規文書や変更された文書に対して実行するようにスケジュール設定されたエージェントです。このエージェントにより、ウィジェット文書が正しく作成され、文書内にデータが取り込まれるようになります。各ウィジェット文書には、タイトルと xml 形式の添付ファイルが必要です。問題が検出された場合は、原因となっている文書がユーザービューから削除され、管理キューまたは文書キューに格納されます。さらに、問題を通知するメールがこの文書の作成者に送信されます。 スイーパーエージェントを有効にするには、[表示] -> [エージェント] を選択し、ツールボックススイーパーエージェントを強調表示して、[有効化] を選択します。 エージェントを実行するサーバーを選択するプロンプトが表示されたら、カタログをデプロイしたサーバーを選択します。

6. ウィジェットカタログを XPage アプリケーションとして使用している場合は、アクセス制御リスト (ACL) に以下のロールを構成します。


7. IBM Domino OpenSocial コンポーネントを使用している場合は、以下のエージェントを有効にします。
8. ウィジェットカタログアプリケーションの起動オプションを、ウィジェットの優先インターフェースである XPages ユーザーインターフェースに設定します。
次のタスク

エージェントを有効にしたら、資格情報ストアの構成手順の実行時に、必ず、資格情報ストアアプリケーション (credstore.nsf) の ACL の [Admins] ロールを自分自身に付与してください。

組織で OpenSocial コンポーネントを使用している、または使用する予定の場合は、ウィジェットカタログアプリケーションが存在するサーバーを、Shindig を実行する Domino サーバーの信頼できるサーバーとして指定します。

関連概念
ウィジェットとライブテキストの概要
ウィジェットカタログオプションおよびアクセス
フィーチャーとプラグインのデプロイメントウィジェットの作成

関連タスク
ウィジェットとウィジェットカタログによるクライアントプラグインの導入
Shindig を実行するサーバーで資格情報ストアアプリケーションを作成する
OpenSocial コンポーネントの資格情報ストアアプリケーションを構成する

関連情報
技術情報: Widgets catalog as an XPages application