インストール
始める前に
この処理は順序づけられた手順として記述され、フィーチャーフォルダ、プラグインフォルダ、site.xml ファイルが格納されている有効な Eclipse 更新サイトが存在し、更新サイトフォルダ内のすべての JAR ファイルが正しく署名されていることを前提としています。また、このプラグインを既存のユーザーに導入し、プラグインのインストールや更新がこのユーザーに対して自動的にプロビジョニングされることを前提としています。
このタスクについて
これらの手順を実行すると、ウィジェットの extension.xml によって呼び出されるフィーチャーがユーザーに自動的にプロビジョニングされます。作成するウィジェットによって呼び出されるフィーチャーは、ユーザーのローカルウィジェットカタログの更新時にインストールされます。また、フィーチャーに対する更新もウィジェット経由でユーザーにプロビジョニングされます。クライアントは、ユーザー要求に基づいてウィジェットカタログの更新を定期的に確認します。
注意: IBM Notes の [ウィジェットの構成を開始] ウィザードの [フィーチャーとプラグイン] オプションを使用すると、フィーチャーとプラグインの導入ウィジェットの作成プロセスを簡便化することができます。使用法の詳細については、IBM® Notes 9.0.1 Social Edition ヘルプ の「How do I configure a Features and Plugins deployment widget?」を参照してください。特にこのウィザードは、ウィジェットの XML 添付ファイルの作成プロセスを簡便化します。
このプロセスを実行するには、次の項目を使用します。
注: [ウィジェットの構成を開始] ウィザードダイアログには [フィーチャーとプラグイン] オプションが含まれています (ダイアログを開くには、ツールバーまたは [マイウィジェット] サイドバーパネルで [ウィジェットを開始] をクリックします)。このオプションでは、IBM Notes クライアントプラグイン導入ウィジェットの作成プロセスを簡便化するように設計されたウィザードが順番に開始されます。ウィザードに従ってウィジェット定義と extension.xml 作成プロセスを進めます。
手順
以下の操作を実行します。
2. Domino サーバーと IBM Notes クライアントを準備する 以下の手順を実行して、Domino サーバーと Notes クライアントをインストールまたはアップグレードし、ウィジェットカタログを作成し、ユーザーのウィジェットポリシーまたはプリファレンス設定を指定します。
3. NSF ベースの更新サイトを作成し、Eclipse updateSite の内容をインポートする 更新サイトは、HTTP プロトコルや Notes の NRCP プロトコルを使用してアクセスできる任意の HTTP サーバーや Domino サーバー上に配置することができます。ウィジェットを使用してフィーチャーやプラグインを導入する場合は、更新サイトを NSF ベースの更新サイトにインポートする方法をお勧めします。
4. フィーチャーの更新サイトを呼び出すウィジェットの添付ファイルを作成する ウィジェットの extension.xml ファイルには、更新サイトに対するポインタとフィーチャーのインストールまたは更新方法の指定が記載されたインストールマニフェスト installfeature スニペットが含まれます。ここで説明するプロセスは、IBM Notes の [フィーチャーとプラグイン] ウィザードを使用して簡素化することができます。
5. Notes クライアントでウィジェットを使用する準備を行う IBM Notes クライアントを起動し、マイウィジェットサイドバーパネルを表示し、カタログサーバーとカタログ名のプリファレンスが正しいことを確認するには、次の手順を実行します。
6. 導入ウィジェットを作成する 導入ウィジェットは、ここでの説明に従ってカタログに直接作成できます。または、設定ウィザードを使用してウィジェットを作成してから、カタログにウィジェットを公開することもできます。ここで説明するプロセスは、IBM Notes の [フィーチャーとプラグイン] ウィザードを使用して簡素化することができます。
7. 導入ウィジェットのテストを行う フィーチャー導入用のウィジェットはユーザーに提供する前に必ずテストを行います。
8. ユーザーへの導入通知 IBM Notes ユーザーに、ウィジェットの入手方法を通知するか、次のカタログ更新時にウィジェットのプロビジョニングが自動的に行われることと、それによってデプロイされる予定のフィーチャーを通知します。
関連タスク updateSite フォルダを中央に配置する Domino サーバーと IBM Notes クライアントを準備する NSF ベースの更新サイトを作成し、Eclipse updateSite の内容をインポートする フィーチャーの更新サイトを呼び出すウィジェットの添付ファイルを作成する 導入ウィジェットのテストを行う ユーザーへの導入通知 ウィジェットにより導入したクライアントのフィーチャーまたはプラグインを更新する ウィジェットカタログを作成する デスクトップポリシーを使用して NOTES.INI 設定またはロケーション文書設定を割り当てる デスクトップポリシーを使用して Eclipse プリファレンス設定を割り当てる