保護
このタスクについて
Web クライアントで単一サーバーのセッションベースの名前とパスワードによる認証を設定するには、次の 3 つの手順を実行する必要があります。
1. Web サイト文書を作成し、それをセッションベースの名前とパスワードによる認証で有効にするか、Web クライアントのセッション認証を要求するようにサーバー文書を編集する。
2. IBM Domino ディレクトリにユーザーごとにユーザー文書を作成し、各ユーザーにインターネットパスワードを割り当てる。代わりに、Domino から Directory Assistance を通じてアクセスできる外部 LDAP ディレクトリにユーザーを配置できます。
3. データベース ACL を編集し、ユーザーにアクセス権を与える。
Web サイト文書で単一サーバーのセッションベースの認証を有効にするには
手順
1. IBM Domino Administrator で、[設定] -> [Web] -> [インターネットサイト] をクリックします。
2. [インターネットサイト] ビューで、セッション認証を有効にする Web サイト文書を選択します。
3. Web サイト文書で、[Domino Web Engine] をクリックします。
5. 文書を保存します。
単一サーバーのセッションベースの名前とパスワードによる認証を使用できるようにサーバー文書を編集するには
1. IBM Domino Administrator で [設定] をクリックし、サーバー文書を開きます。
2. [インターネットプロトコル] -> [Domino Web Engine] をクリックします。
3. 次のフィールドに必要な情報を設定します。
5. サーバー文書を保存して閉じます。
Web ユーザーのユーザー文書を作成するには
1. Domino ディレクトリで、サーバーにアクセスする必要がある Web ユーザーごとに、ユーザー文書を作成します。既存ユーザーのユーザー文書を編集することもできます。
2. ユーザー文書ごとに、以下のフィールドに入力し、ユーザー文書を保存します。
このフィールドには複数の名前を入力できます。データベース ACL、設計アクセスリスト、グループ、ファイル保護文書でのユーザーの検証は、このフィールドに指定されている最初の名前を使用して行われるため、このフィールドの最初の名前はユーザーの Domino 識別名 (DN) でなければなりません。2 番目の名前は、DN の共通名 (CN) 部分です。
たとえば、このフィールドには次の名前を入力できます。
注: 常にユーザーの階層名 (Alan Jones/Renovations/US) を使用すると、あいまいなユーザー名の使用やユーザー名の重複を防止できます。
サーバー文書の編集とユーザー文書の作成が完了したら、ユーザーにアクセス権を与える各データベースのデータベース ACL を編集します。
関連概念 Web クライアントのセッションベースの名前とパスワードによる認証