設定
ユーザーが購読をダウンロードした後でも、設定は変更できます。
設定文書を編集するには
1. 適切な設計要素をメインデータベースにコピーします。手順については、関連トピックを参照してください。
2. IBM Notes® 内のデータベースを開きます。
3. [アクション] -> [オフライン設定の編集] を選択して文書を開きます。 フィールドによってはデフォルト値が設定されていますが、これは変更できます。どのフィールドでもワイルドカード文字を使用できます。
4. [基本] タブをクリックします。メインデータベースの名前は [購読のタイトル] フィールドに表示されるようになっていますが、表示されていない場合は入力します。
5. [サービス] タブをクリックして、以下のフィールドに必要な情報を設定します。
実際に必要なファイルのみがマシンにダウンロードされるように適切なボックスを選択してください。
MAPI 有効化は、Web メールで拡張メールテンプレート (MAIL6EX.NTF) を使用している場合のみ利用できます。
Web コントロールメニューと Domino Sync Manager で使用するデフォルトの言語を指定します。 ユーザーは、[Web Control] メニューで別の言語を選択して、この設定を変更できます。
購読のインストール時にユーザーのマシンで解凍、実行するカスタムサービスファイル名を入力してください。 カスタムサービスは次の構文で指定してください。
ファイルは、サーバーのデータディレクトリに対する相対パスで指定します。
複数の必須ファイルやオプションファイルを指定する場合のディレクトリ名とワイルドカードの使用のヒントについては、関連トピックを参照してください。
オプションファイルは、サーバーのデータディレクトリについての相対パスで指定します。
オプションのデータベースは「スタブ」として複製されます。つまり、複製されるのは設計のみです。ユーザー側では、[購読のプロパティ] を開いて [同期オプション] タブをクリックし、データベースを選択して、それを無効にするボックスの選択を解除できます。これで、次の同期のときにデータが複製されます。ディスク容量を節約するには、オプションのファイルを無効にします。こうすると、次の同期のときにそのデータが削除されます。
[新規データベースを自動的に複製] - サーバー上の購読のディレクトリ内の新規データベースを自動的にダウンロードして同期するには、このボックスを選択します。たとえば、オプションのデータベースの 1 つが新規データベースを作成するように設計されている場合、その新規データベースが自動的にダウンロードされて同期されます。
購読と共にディレクトリカタログをインストールするには、このボックスを選択します。その後、サーバー上のカタログデータベースのファイル名を、ディレクトリパスも入れて入力してください。(例: dircats¥mydircat.nsf)。サーバー管理者が、サーバーの NOTES.INI に $DOLSDirectoryCatalog = nameofcatalog.nsf を追加してデフォルトのオフラインディレクトリカタログを指定している場合は、このボックスを空白のままにしておけば、そのオフラインカタログが購読と共に複製されます。ここで指定されたカタログファイル名は、サーバーのデフォルトオフラインディレクトリカタログカタログを上書きします。
カタログをオプションのファイルとして指定するには、[オプション ファイルとして複製] チェックボックスをオンにします。ディレクトリカタログをオプションのファイルに指定した場合は、そのカタログが初回の複製時に複製されるように [新規データベースを自動的に複製] チェックボックスをオンにします。
IBM iNotes ユーザーに対して、ディレクトリカタログをオフラインにするには、ディレクトリカタログの名前を NSF 拡張子を含めて、サーバーの NOTES.INI ファイルの $DOLSDirectoryCatalog 設定に追加する必要があります。
ディレクトリカタログを DOLS とともに使用する方法の詳細については、このトピックの末尾にあるリンクを参照してください。
このボックスを選択すると、暗号化が有効になります。データベースを暗号化すると、許可のないユーザーやアプリケーション(たとえば、Word やワードプロ)が購読されたデータにアクセスするのを防ぐことができます。 暗号化により、許可されていないユーザーが他の製品を使用してオフライン購読のデータにアクセスすることを防ぎます。
表 4. 同期オプション - その他とオプション
オフラインで作成されたデータベースすべてに日数ベースのフィルタをデフォルトであらかじめ設定するには、このボックスを選択します。たとえば、30 日と指定すると、過去 30 日間に作成または変更された文書のみが同期されます。 インストール後、ユーザーは、Domino Sync Manager を使ってそれぞれの購読に対する設定を変更できます。
注: 過度に小さいサイズを指定しないようにしてください。同期が途中で中断されると、オフライン購読が完全には機能しなくなることがあります。
このオプションが選択されていると、同期プロセス中に警告が発生したときにその警告メッセージが表示されます。
たとえば、ユーザーがディレクトリカタログ dircat1.nsf を使用する購読をインストールしたとします。次に、dircat1.nsf を使用する別の購読をインストールしてこのオプションを選択した場合、この 2 つの購読は dircat1.nsf を共有することになります。
同じファイルを共有するすべての購読は、暗号化または非暗号化のいずれかに揃える必要があります。暗号化されていない購読は、暗号化されているファイルを共有できません。
サーバー上のオフライン設定文書の設定を Domino Sync Manager へ送信するにはこのボックスを選択します。設定を送信する場合は購読を再インストールする必要はありません。
以下の設定とアクションは、ユーザーが購読を削除して再インストールしないかぎり、ユーザーのコンピュータでは変更できません。
[同期オプションの変更を許可しない] - ユーザーのコンピュータに設定されている同期オプションを無効にする場合にこのボックスを選択します。このオプションは、購読の [プロパティ] ダイアログボックスにある [同期オプション] タブで設定されています。この設定をユーザーにプッシュするには、ユーザーが購読をインストールする前にこのボックスを選択するか、[購読設定を送信する] の機能を使用します。
次に 1 次アドレスと 2 次アドレスの名前を入力します。パススルーサーバーを介してホストサーバーに接続する場合、接続先にはパススルーサーバーのアドレスを指定する必要があります。
ヒント: または、すべての購読をホストする特定のサーバーの NOTES.INI にある $DOLS_TCPIPAddress 設定と $DOLS_TCPIPAddress2 設定に管理者の手でアドレスを追加しても、このような環境を実現できます。
11. 購読を保存して、閉じます。
12. (オプション) 購読をカスタマイズします。
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