| コマンド | 説明 |
| Tell DAOSMgr Quit | DAOS Manager プロセスを停止、クリーンアップ、終了します。 |
| Tell DAOSMgr Help | DAOS Manager のオプションをリストします。 |
| Tell DAOSMgr Status | DAOS Manager の各種操作のステータスを表示します。 |
| Tell DAOSMgr Status database_name | database_name データベース (mymail.nsf など) の DAOS ステータスを表示します。 |
| Tell DAOSMgr Status Catalog | DAOS カタログのステータスを表示します。 |
| Tell DAOSMgr Dbsummary | DAOS 対応のすべてのデータベースについてステータスを表示します。 |
| Tell DAOSMgr Databases | DAOS 対応のすべてのデータベースについて、データベースの最後の同期ポイントなどの詳細を含めたステータスを表示します。 |
| Tell DAOSMgr ListNLO | DAOS 保存リポジトリ内の DAOS オブジェクト (.NLO ファイル) をリストすることで、管理者はオペレーティングシステムによるサーバーの復元またはデータベースファイルの削除などのイベント後にオブジェクトが欠落した可能性がある文書を識別できます。欠落したオブジェクトはバックアップソースから復元できます。ファイルが欠落するのは、ファイルが最低 1 つのデータベース内で文書によって参照されていて、リポジトリ内に存在しない場合です。
-o を入力して出力ファイルの名前を指定したり、キーワード ALL または MISSING を入力してすべてのファイルまたは欠落したファイルのみをリストさせたり、オブジェクトをリストするデータベース名を入力することができます。次に例を示します。
tell daosmgr listnlo -o mymailobjects.txt MISSING mymail.nsf |
| Tell DAOSMgr Prune number of days old | 引数を指定しない場合、[オブジェクトを削除するまでの保留日数: n 日] の現在の設定が表示されます。この値は、 サーバー文書の [DAOS] タブで指定される、削除を保留する時間間隔としても知られています。
引数が 0 の場合は、参照されていないすべての DAOS オブジェクトを直ちに削除します。
number of days old 引数を指定した場合、参照されていない、この引数よりも古い DAOS オブジェクトすべてがただちに削除されます。この引数はサーバー文書で指定された削除間隔よりも優先されます。
注意: 指定された期間以降バックアップされていないオブジェクトは、復旧できないおそれがあります。 |
| Tell DAOSMgr Resync | DAOS 対応のデータベースを、保存リポジトリ内の DAOS オブジェクトと同期します。同期が必要になるのは DAOS 参照数の再計算が必要な場合で、例えば、データベースの復元、オペレーティングシステムによるデータベースの削除、参照数を無効にするイベントが発生したときです。
同期によって、DAOS カタログ (DAOSCAT.NSF) 内の参照数と、見つかった実際のオブジェクトの間の不一致が訂正されます。不一致が検出されると、DAOS ではこのコマンドを使用して DAOS が同期されるまで、添付オブジェクト (.NLO ファイル) のプルーニングが許可されません。
再同期が負荷の少ない時間に行われるように、再同期の時間枠を設定できます。詳しくは、関連するトピックを参照してください。 |
| Tell DAOSMgr Resync Force | DAOS カタログが同期状態にあるかどうかにかかわらず、同期コマンドを実行します。 |
| Tell DAOSMgr Resync Quick | 再同期コマンドを実行しますが、.NLO ファイルに参照数がなく、カタログを RESYNCING 状態のままにします。また、毎晩の Prune プロセスの実行は許可されません。quick resync は、実稼働中に必要な場合に DAOS を運用可能な状態にし、.NLO ファイルの新規作成と既存のすべての .NLO ファイルの読み取りを可能にします。
quick resync を実行した後、次回の完全な再同期で、データベースをスキャンし、参照数を調整することによってプロセスを完了する必要があります。
DAOS カタログの状態の詳細については、「関連情報」を参照してください。 |