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メールによる IBM Notes のアップグレードのユーザー通知を作成する
メールによるアップグレードでは、ユーザーの Notes クライアントと、さらに必要に応じてメールテンプレートをアップグレードするようユーザーに通知します。通知メッセージには、アップグレードを開始するためのオプションが含まれています。

このタスクについて

メールによるアップグレードでは、インストールファイルをすべて、ユーザーがアクセスできるネットワークのファイルサーバーか共有ディレクトリにコピーする必要があります。アップグレード通知には、対象となる Notes インストールキットの setup.exe のパスを指定します。

注: メールによるアップグレードは、IBM iNotes ユーザーには使用できません。

手順

1. IBM Domino Administrator で、サーバーのブックマークを選択し、ユーザーのメールファイルが存在するサーバーを選択します。

2. [メッセージング] タブをクリックします。

3. [メールユーザー] ビューを開き、アップグレードするユーザーを選択し、[アップグレードメッセージの送信] をクリックします。

4. [基本] タブで、[Notes クライアントとメールテンプレートを Notes x またはそれ以降にアップグレード] をクリックします。

5. [クライアントバージョン] タブで、バージョン番号を入力するか、デフォルトを受け入れます。

6. [ソフトウェアの場所] タブの [Notes インストールプログラムのパス] セクションで、対象となる Notes インストールキットが常駐するディレクトリを [インストールプログラムのルートパス] フィールドに次の形式で入力します。


7. [プラットフォームのパス (Path for platform)] フィールドに、インストールキットのパスを手順 6 で使用した形式で入力し、このパスにインストールの実行可能ファイル (setup.exe など) を含めます。

8. ユーザーがメールファイルテンプレートをアップグレードするようにする場合は、[メールテンプレート情報] セクションを設定します。メールファイルテンプレート名を入力するか、デフォルトを受け入れます。

9. 新しいメールテンプレートの名前が [新しいメールテンプレート名] フィールドに表示されます。テンプレートの名前を変更したり、カスタムメールテンプレートを使用する場合は、新しい名前を入力します。新しいテンプレートは、ユーザーの Notes データディレクトリに存在する必要があります。

10. [200 以上のカテゴリを変換する] チェックボックスはオンになっています。200 より少ない数のフォルダを作成する場合は、このチェックボックスをオフにします。

11. IMAP クライアントをアップグレードする場合は、[アップグレードするメールファイルを、IMAP メールクライアントから使用する] チェックボックスをオンにします。

12. オプション: カスタムフォルダを受信ボックス設計に自動的にアップグレードする場合は、[カスタムフォルダをアップグレードする (Upgrade custom folders)] を有効にします。

13. オプション: [カスタムフォルダをアップグレードする前にプロンプトを出す (Prompt before upgrading custom folders)] チェックボックスを有効にします。

14. オプション: [追加情報] フィールドに入力します。

15. オプション: ユーザーがメールファイルテンプレートをアップグレードした後に通知を受け取るかどうかを選択します。

16. [送信] をクリックします。

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Notes クライアントをアップグレードする
メールによるアップグレードを使用する