管理
Domino では、各文書編集セッションの日時を記録する [$Revisions] フィールドを使用して、メインの文書にする文書と返答文書にする文書が判断されます。
複製の競合
複数のユーザーが、複製と複製の合間に同じ文書を編集し、変更内容を別々のレプリカに保存すると、複製の競合が発生します。Domino で編集セッションが保存される方法は、次の規則によって決まります。
複数のユーザーが同時に同じサーバーの同じ文書を開き、編集すると、別々のフィールドを編集した場合でも、保存の競合が発生します。この状況が発生すると、初めに保存された文書がメインの文書になります。2 番目の文書を保存しようとすると、ダイアログボックスにユーザーが競合文書を保存しようとしていることが表示され、保存すると、この文書は複製と保存の競合文書になります。
注: ACL や設計を変更しても複製や保存の競合は発生しません。最後に行われた変更が必ず有効になります。
複製や保存の競合を防止する
次の方法を使用すると、複製や保存で競合を起きにくくするか、まったく起こらなくすることができます。
データベース設計者は、以下の方法を実行できます。
関連概念 データベースの複製をモニターする
関連タスク 複製や保存の競合を解消する データベース ACL を設定する
関連情報 文書をロックする