設定
このタスクについて
もともとディレクトリカタログに集約されない文書を、選択式を使用して集約することはできません。たとえば、サーバー設定文書やサーバー接続文書を、選択式を使用して集約することはできません。
選択式の詳細については、IBM Notes® 9.0.1 Social Edition ヘルプを参照してください。
手順
ディレクトリカタログ設定文書にある [選択式] フィールドを使用すると、選択式で定義される文書のみを集約できます。
例
たとえば、[ロケーション] フィールドに値「Atlanta」を持つユーザー文書とすべてのグループ文書を集約し、れ以外の文書を除外するには、次の選択式を使用します。
SELECT (Form = "Person" & Location = "Atlanta") | (Form = "Group")
特定のメールサーバーに割り当てられたユーザーのユーザー文書のみを集約するには、たとえば、次のような選択式を使用します。
SELECT (Form = "Person" & MailServer = "MailServer1")
[グループタイプ] オプションと組み合わせて選択式を使用する
ディレクトリカタログ設定文書の [グループタイプ] フィールドは、Dircat タスクでディレクトリカタログに集約するグループタイプを指定します。
選択式を使用していて、グループを集約する場合は、そのグループを選択式の一部として選択するとともに、そのグループタイプを [グループタイプ] フィールドで指定します。
たとえば、[ロケーション] が「Atlanta」であるユーザー文書と、[メールと多目的] グループのみを集約する方法には、次のようなものがあります。
[サーバー名を含む] オプションと組み合わせて選択式を使用する
拡張ディレクトリカタログのディレクトリカタログ設定文書にある [サーバー名を含む] フィールドは、Dircat タスクでサーバー文書を集約するかどうかを指定します。
サーバー文書を含む選択式を使用する場合は、選択式の一部としてサーバー文書を選択するとともに、[サーバー名を含む] フィールドで [はい] を選択します。
[メール受信データベースを含む] オプションと組み合わせて選択式を使用する
ディレクトリカタログ設定文書の [メール受信データベースを含む] オプションは、メール受信データベース文書を集約するかどうかを制御します。
メール受信データベース文書を含む選択式を使用する場合は、選択式の一部としてメール受信データベース文書を選択するとともに、[メール受信データベースを含む] オプションで [はい] を選択します。
関連概念 ディレクトリカタログに集約する情報を制御する ディレクトリカタログの設定を計画する ディレクトリカタログ
関連タスク Dircat タスクで集約できる文書の種類