保護


データベースに SSL 接続を要求する
SSL (Secure Sockets Layer) は、TCP/IP プロトコル経由で実行する IBM Domino サーバータスクの通信上の機密性を保護し、認証を行うためのセキュリティプロトコルです。安全性が保証されている SSL 接続を使用してデータベースにアクセスすることをユーザーに要求できます。1 つのデータベースに対して、またはサーバーにあるすべてのデータベースに対して SSL 接続を要求することもできます。

このタスクについて

サーバーが SSL 接続を必要とするような設定になっていない場合、クライアントは、SSL か保護されていない TCP/IP のどちらを使用してもサーバーに接続できます。たとえば、ブラウザ、HTTP (非 SSL)、HTTPS (SSL) などを使用できます。

データベースに SSL 接続を要求するには

手順

1. データベース ACL で [管理者] のアクセス権が設定されていることを確認します。

2. IBM Domino Administrator のサーバーペインで、SSL 接続を要求するデータベースが格納されているサーバーを 1 つ選択します。

3. [ファイル] をクリックし、Domino データディレクトリからデータベースを 1 つ開きます。

4. [ファイル] -> [アプリケーション] -> [プロパティ] を選択します。

5. [基本] タブで、[Web アクセス: SSL 接続の要求] を選択します。

関連概念
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