調整
各表の 1 列目には、IBM Domino Administrator の [タスク] -> [開始] ツールや [ファイル] タブを使用して圧縮を実行する際に表示されるオプションを示します。 2 列目は、コンソールコマンドやプログラム文書で実行するときに使用する、同等のコマンドラインオプションです。
圧縮の [基本] タブ
表 1. 基本
([ファイル] タブを使用して圧縮するデータベースを指定するには、ファイルペインでデータベースを選択します。)
オプションが必要な場合は、データベースパスの後に指定します。
[すべてのデータベースを圧縮] を選択した場合やコマンドラインでデータベースパスを指定しなかった場合は、データフォルダにあるデータベースとデータフォルダ内のフォルダにあるデータベースがすべて圧縮されます。
圧縮の [オプション] タブ
表 2. オプション
圧縮の [圧縮方式] タブ
表 3. スタイル
例: -IDS FULL=80 と指定した場合、オリジナルアプリケーションの ID 用のスペースの 80% がいっぱいになると、レプリカが作成されます。
例: -IDS FULL=10 と指定した場合、圧縮プロセスで複製と同期が完了した後、名前変更の試行のために 10 分間を取ります。
圧縮の [カスタム] タブ
圧縮の詳細なオプションは、IBM Domino Administrator の [ファイル] タブの圧縮ツールでは使用できません。
注: プロパティのオン、オフを切り替えるには、[カスタムプロパティの設定] を選択します。
表 4. 詳細
注: 既存の設計要素または非サマリー文書データを圧縮または解凍するには、-n、-N、-v、-V のいずれかのスイッチとコピー圧縮方式のスイッチ (-c) を組み合わせます。たとえば、新しい文書データを圧縮するためのプロパティを有効にすると同時に、データベースで既存の非サマリーデータを圧縮するには、次の組み合わせを使用します。
-v -c
圧縮の [アーカイブ] タブ
文書をアーカイブするツールを使用してデータベースの文書のアーカイブと削除を行うとき、Compact の次のオプションを使用して文書をアーカイブできます。ただし、データベースがサーバーにあり、アーカイブの基本オプション [Domino サーバーベース] を選択してある場合に限ります。
サーバーのアーカイブオプションの詳細については、IBM Notes® 9.0.1 Social Edition ヘルプのトピック「アーカイブが実行されるコンピュータとアーカイブが保存されるコンピュータを指定する」を参照してください。
注: Domino Administrator の [ファイル] タブの圧縮ツールでは、[データベースのアーカイブ] のオプションだけが使用できます。このオプションを指定すると、アーカイブの後で圧縮が実行されます。
ヒント: アーカイブ、圧縮、添付ファイルの統合の別の組み合わせについては、「圧縮の [DAOS] タブ」の表を参照してください。
表 5. アーカイブ
圧縮の [DAOS] タブ
[Domino 添付ファイルとオブジェクトサービス (DAOS)] プロパティを有効化して新しい添付ファイルをデータベース内で統合することに加えて、次の圧縮オプションを使用すると、通常のデータベースまたはアーカイブデータベースのコピー圧縮を実行しながら、既存文書の添付ファイルを DAOS リポジトリに移動することができます。オンライン圧縮では、このオプションは使用できません。
注: この圧縮オプションの組み合わせは、既存のアーカイブデータベースではなく、新規作成のアーカイブデータベースに対してのみ機能します。
表 6. DAOS
圧縮の [複製] タブ
表 7. 複製
例: -REN_WAIT=10 と指定した場合、圧縮プロセスで複製と同期が完了した後、名前変更の試行のために 10 分間を取ります。
関連概念 データベースを圧縮する 添付ファイルの統合
関連タスク データベースの圧縮手順 コンソールコマンドで圧縮を実行する IBM Domino のオンディスク構造
関連資料 データベースのパフォーマンスを最適化するデータベースプロパティ