ポリシー設定文書には、次の項目が含まれています。

• アーカイブ -- アーカイブポリシー設定を使用して、アーカイブを実行する場所を制御し、アーカイブ条件を指定します。
• デスクトップ -- デスクトップポリシー設定を使用して、ユーザーのデスクトップ環境を更新し、ユーザーのセットアップ時に一度のみ適用される設定を割り当てます。デスクトップポリシー設定文書を使用して、デスクトップポリシー設定とセットアップポリシー設定を設定できます (「セットアップ」を参照)。デスクトップポリシー設定は、ユーザーのワークスペースを制御し、ユーザーが最初に Notes にログインし、セットアップを実行したときに適用されます。初期セットアップの完了後に、その設定を使用してユーザーのデスクトップ設定を更新します。これらの設定は、ウィジェットと Live Text、Composite Application Editor、カレンダーとスケジュールなどの数多くの機能の可用性を制御します。
• 登録 -- IBM Notes ユーザーを登録する前に登録ポリシー設定が配置されている場合は、これらの設定によって、ユーザーパスワード、インターネットアドレス形式、Domino ローミングユーザーの指定、メールなどのデフォルトのユーザー登録値が設定されます。
• メール -- メールポリシー設定を使用して、メール、カレンダー、スケジュールのクライアント設定とプリファレンスを設定し、有効にします。
• セキュリティ -- セキュリティ設定では、管理 ECL を設定し、インターネットパスワードと Notes パスワードの同期などパスワード管理オプションを定義します。
• セットアップ -- セットアップ設定は、IBM Domino の以前のリリースのみで使用されており、この設定には、インターネットブラウザとプロキシの設定、アプレットのセキュリティ設定、デスクトップおよびユーザーのプリファレンスが含まれています。セットアップポリシーは、新しい IBM Notes クライアントを設定した際に、ロケーション文書に適用されます。

  注: セットアップポリシー設定は、IBM Domino の現在のリリースでは使用しないでください。セットアップポリシー設定文書内の設定はすべて、デスクトップポリシー設定文書で使用することができます。デスクトップポリシー設定文書を使用して、デスクトップポリシー設定とセットアップポリシー設定の両方を定義します。

• IBM Connections -- 接続ポリシー設定を使用して、ユーザーの IBM® Connections (アクティビティ) サーバーと割り当て済みポートを定義したり、ユーザー名、パスワード、アクティビティデータを SSL で暗号化するかどうかを定義したりできます。
• IBM Traveler -- IBM Traveler のポリシー設定文書を使用して、IBM Domino ユーザーのメールデータベースデータとモバイルハンドヘルドデバイスを同期する際のプリファレンスを定義します。メール、カレンダー、タスク、アドレス帳、ジャーナルデータを同期できます。
• ローミング -- 登録済みの IBM Notes Standard 版ユーザーでローミングを設定する場合は、ローミングポリシー設定文書を使用します。
• Symphony -- Symphony® のポリシー設定は、IBM Notes 9.0 Social Edition ではサポートされていません。9.0 より前のバージョンの IBM Notes を使用するユーザーの場合は、Symphony ポリシー設定文書を使用して、ユーザーが Symphony エディタを使用できるかどうかを定義します。

関連タスク
ポリシー文書を作成する

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