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Server Health Monitor のしきい値を変更する
Health Monitoring データベース (DOMMON.NSF) の Index Thresholds ビューには、各プラットフォームのしきい値が表示されます。特定のコンポーネントの感度を変更するには、しきい値を変更します。例えば、特定のプラットフォームが実行されているサーバーの使用率をネットワークで上げるには、そのプラットフォームのネットワーク使用率コンポーネントのしきい値を上げます。

このタスクについて

しきい値を変更する場合、次の事柄を考慮してください。まず、戦略をもって変更を行ってください。その戦略は、システムのパフォーマンスのニーズを解決し、サーバー管理に対する管理者の考えを反映するものでなければなりません。次いで、しきい値を変更した場合は、変更したことを覚えていなければなりません。システム設定パラメータを変更したり、ユーザーのワークロードに対する動作を調整すると、これらの設定にあとで影響がでる場合があります。最後ですが、不正にしきい値を変更すると、結果としてサーバーのキャパシティと可用性を正確に反映しないヘルス値が得られてしまう場合があります。不正と思われる結果を得た場合は、しきい値をデフォルトに戻してください。

手順

1. IBM Domino Administrator で[サーバー] -> [モニタリング] タブをクリックします。

2. メニューから [モニタリング] -> [Health レポートへ移動] を選択します。

3. [設定] フォルダで、[Index Thresholds] をクリックします。

4. しきい値の設定対象となるオペレーティングシステムとコンポーネントの名前をクリックし、[Edit Threshold Document] をクリックします。

5. [警告しきい値][限界値] に値を指定します。

6. [OK] をクリックします。

次のタスク

後でコンポーネントのデフォルトのしきい値に戻す場合は、前述の手順に従って[Threshold Document] を開き、[デフォルトに戻す] をクリックします。

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