管理
さらに、HTTP サーバータスクにより、定期的に (およそ 20 分ごと) Web サーバー管理データベースの ACL が更新され、サーバー文書の [フルアクセスアドミニストレーター] または [管理者] フィールドに追加された名前が反映されます。ただし、まだ ACL リストにその名前がリストされていない場合に限ります。
HTTP サーバータスクがサーバー文書の名前を Web サーバー管理データベースの ACL にある名前と同期する方法の詳細については、関連リンクの「Web サーバー管理クライアントに管理者のアクセス権を追加する」を参照してください。
アクセス制御リスト
Web サーバー管理データベースのデフォルトの ACL 設定は、次の表のとおりです。サーバー文書の [管理者] フィールドに管理者名が表示される場合は、設定を変更する必要はありません。
表 1. デフォルトの ACL 設定
管理者を認証する
Web サーバー管理クライアントにアクセスするには、インターネットパスワードと SSL クライアント証明書のどちらでも使用できます。Web サーバー管理クライアントは、ユーザー名とパスワードか SSL 認証のどちらかを使用して、Domino システム管理者の身元の照合を行います。Web サーバー管理クライアントが使用する方法は、サーバーと Domino Web サーバー管理データベース (WEBADMIN.NSF) を設定する際、名前とパスワードを入力するように設定したか、SSL 認証を受けるように設定したかによって異なります。
Web サーバー管理データベースにアクセスするには、名前とパスワードによる認証または SSL クライアント認証がサーバーに設定されていなければなりません。名前とパスワードの認証は、デフォルトでは HTTP プロトコルで使用するように設定されています。
名前とパスワードによる認証を使用するには、ユーザー文書にインターネットパスワードが登録されていなければなりません。SSL クライアント認証を使用するには、クライアント証明書が必要です。また、サーバーに SSL が設定されていることも必要です。
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