インストール


IBM Notes のインストールをカスタマイズする
管理者として、ユーザーが必要なフィーチャーのみをインストールするように、IBM Notes のインストールとアップグレードのプロセスをカスタマイズできます。たとえば、MSI Tuner 機能を使用してインストールキットをカスタマイズできます。また、インストールキットをカスタマイズして、Eclipse ベースのフィーチャーを追加または削除することもできます。

管理者は、ユーザー数が数人しかいない場合のインストール方法や何千人もいる場合のインストール方法を、組織に応じて、提示しなければならないことがあります。IBM Notes をユーザーが自分でインストールまたはアップグレードすることを許可することもあれば、管理者自身が IBM Notes をインストールまたはアップグレードすることもあります。ユーザーが必要とする機能のみを使用できるように、インストールのカスタマイズが必要なこともあります。管理者は、ユーザーを登録し、ユーザー用の各種ポリシー設定を指定した後で、ユーザー用のクライアントのインストール導入方法を決定します。

Microsoft™ Windows™ または Citrix XenApp では、シングルユーザーインストールキットまたはマルチユーザーインストールキットをデプロイできます。シングルユーザーインストールキット (Allclient キットとも呼ばれる) により、IBM Notes、IBM Domino Administrator、IBM Domino Designer のクライアントをインストールできます。マルチユーザーインストールキット (Linux™ プラットフォームや Mac OS プラットフォームでも使用可能) では、IBM Domino Designer や IBM Domino Administrator のクライアントのインストールはサポートされません。

注: Tuner のカスタマイズは、Windows プラットフォーム用の IBM Notes インストールキットなどの MSI インストールキットで使用可能です。提供されている updateSite.zip と組み合わせてインストールマニフェストを使用するインストールキットのカスタマイズでは、インストールとアップグレードを制御するための追加オプションが用意されています。Linux プラットフォーム用の IBM Notes インストールキットをカスタマイズするには、異なる手順が必要になります。

IBM Notes インストールキットのカスタマイズを開始する前に、次の手順を実行します。


関連トピックで、IBM Notes インストールキットをカスタマイズする各種方法に関する詳細を参照してください。

関連概念
Notes クライアントのデプロイメントを計画する
Windows で IBM Notes をインストールおよびアップグレードする場合の考慮事項
Linux で IBM Notes をインストールおよびアップグレードする場合の考慮事項
Mac OS X で IBM Notes をインストールおよびアップグレードする場合の考慮事項
Citrix で IBM Notes をインストールおよびアップグレードする場合の考慮事項
IBM Notes インストールキットに含まれる Eclipse ファイルとフォルダ
Tuner を使用して IBM Notes インストールをカスタマイズする
サイレントインストールを使用して IBM Notes のカスタマイズしたデプロイメントまたはデフォルトデプロイメントを自動化する
クライアントフィーチャーのデプロイ
plugin_customization.ini を使用して IBM Notes をカスタマイズする
IBM Notes の非英語バージョンをインストールする
例: IBM Notes をインストールするためのコマンドラインユーティリティを共有する

関連タスク
Windows と Mac でのフィーチャーとプラグイン用に IBM Notes インストールをカスタマイズする
UpdateSiteMgr を使用して IBM Notes インストールキットでコンポーネントを追加、削除する
リリース内で Notes フィーチャーを追加またはインストール済みフィーチャーを削除する
事前設定されたフィードをインストールしてサブスクライブする
例: msiexec コマンドラインユーティリティを使用して IBM Notes をインストールする
Tuner を入手して変換ファイルを作成して IBM Notes のインストールをカスタマイズする

関連資料
IBM Notes インストールキットのサイズを削減する