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プログラム文書からデータベースメンテナンスツールを実行する
DBMT ツールをプログラム文書から実行する場合、このツールの実行対象とする追加のシステムデータベースや、その他のコマンドラインオプションを指定することができます。

手順

1. メールファイルを格納しているサーバー上の notes.ini ファイルを編集し、以下のすべての変更を行います。

2. サーバーの起動時に dbmt ツールを一度実行するように指定するプログラム文書を作成します。

3. プログラム文書内に、少なくとも -compactThreads n -updallThreads n -range starttime stoptime -compactNdays n -force d の各オプションを含むコマンドを指定します。


4. 次の表にある追加オプションを指定します。
次のタスク

DBMT ツールでは、IBM Domino の廃棄不能ビューを指定することもできます。 廃棄不能ビューは、(まだ作成されていない場合は) DBMT によって updall 時に作成されます。このビューは非アクティブ状態のために廃棄されることはありません。IBM Domino 7.0 以降の標準メールテンプレートに対して、廃棄不能ビューを指定できます。 IBM® Domino 9.0.1 Social Edition の標準メールテンプレートは、[メール (R9)] (mail9.ntf) です。それより前のバージョンのメールテンプレートを使用している場合は、ご使用のメールテンプレートの名前をプログラムのデータディレクトリで確認してください。

標準の廃棄不能ビューを以下に示します。


この他のビューを廃棄不能として指定するには、dbmt_template name という NOTES.INI 設定を次の形式で使用します。

dbmt_template name=view_name_or_alias;view_name_or_alias;view_name_or_alias

カスタムテンプレートを使用する場合は、DBMT_MailTemplate 設定を使用することにより、新しいテンプレート名を追加できます。この設定では、テンプレート名をカンマで区切ったリストがサポートされます。下線の後のテンプレート名を置き換えてください。ビュー名または別名は、セミコロンかカンマで区切って指定してください。以下に例を示します。

dbmt_mailtemplate=ModTemp1,ModTemp2

この例では、ModTemp1 または ModTemp2 テンプレートを使用するデータベースには、標準の Domino メールテンプレート (mail9.ntf など) と同じ廃棄不能ビューが含まれることになります。

親トピック: updall の代わりに dbmt ツールを使用してユーザーメールファイルを管理する
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