保護


Domino メタデータファイルの手動作成
Domino server.id ファイルにパスワードがある場合は、管理者が SAML メタデータファイルと証明書ファイルを手動で作成する必要があります。IdP カタログアプリケーションの [証明書の作成] ボタンは使用できません。サーバー ID ファイルに既に存在するインターネット証明書を使用して SAML アサーションを検証する予定の場合も、メタデータファイルを手動で作成する必要があります。

手順

1. Domino サーバーの NOTES.INI ファイルを編集して、以下の必要な設定を入力します。


2. サーバー ID ファイルに使用可能なインターネット証明書がすでに含まれている場合は、この手順はオプションです。Domino サーバー上の Domino サーバーコンソールで、次のコマンドを入力して証明書を作成します。会社名が複数の単語から成る場合は、次の例のように、名前を引用符 (") で囲みます。
3. certmgmt create saml コマンドを発行したら、コンソールに表示されるパブリックキーのハッシュを書き留めます。public key hash= の後に続く文字列がキーです。 次の例では、キーは v6i9TOz7zP9GBCXxtrz+KA== です。
4. Domino サーバーの NOTES.INI ファイルをもう一度編集して、手順 3 で書き留めたハッシュキーを使用し、以下の必要な設定を入力します。
5. 管理者が使いやすい文字列を使用して、以下の NOTES.INI の設定を入力します。
6. 次のコマンドを入力してメタデータ .XML ファイル (例: TFIM の場合は tfim-meta.xml) を生成し、統合にインポートします。
7. エクスポートされた証明書ファイルを Domino から IdP がアクセス可能な場所にコピーして、ファイルを IdP 構成にインポートします。

8. idpcat.nsf を開き、対応するパートナーシップの文書を表示します。[証明書管理] タブの [証明書管理設定] で、前のステップで使用したパブリックキーのハッシュをコピーして [証明書パブリックキーのハッシュ値 (ベース 64) (Certificate public key hash value (base 64)] フィールドに貼り付けます。

次のタスク

詳しくは、IBM Notes/Domino Wiki で、 Domino での SAML のための TFIM と ADFS の統合の設定に関する記事を検索してください。関連トピックの IBM 技術情報 #1614543 には、このような全記事へのリンクが記載される予定です。

親トピック: IBM Domino で SAML を設定する
前のトピック: Domino Web サーバーが SAML 認証を提供できるようにする
次のトピック: インターネットサイト (Web サイト) 文書から SAML を設定する

関連情報
IBM Domino とその他の製品の Security Assertion Markup Language (SAML) の設定の組み合わせに関する補足情報