インストール
また、新規またはサードパーティのフィーチャーをインストールキットに正しく追加する必要もあります。
注意: すべてのフィーチャーは、IBM Notes のインストールまたはアップグレードの一部としてインストールするには、正しく署名する必要があります。
署名については、関連トピックを参照してください。
IBM Notes インストールマニフェスト DTD (Document Type Definition) は、Eclipse や IBM Expeditor の標準のインストールマニフェスト DTD やプロビジョニングマニフェスト DTD とは異なります。たとえば、IBM Notes インストールマニフェストには、独自の属性が少なくとも 4 つ (required、default、show、description) あります。
プロビジョニングについては、関連トピックを参照してください。
installfeature 要素
「installfeature」の名前が Notes のインストール機能選択パネルに表示されるかどうかを決定する属性は、「default」、「required」、「show」です。
「installfeature」の各要素の必須属性を以下に説明します。
注: 「default」属性は、インストーラの再実行時には無視されます。また、以前にインストールしたオファリングに「installfeature」が存在しなかった場合を除き、アップグレード時にも無視されます。このため、以前にインストールしたオファリングでの「installfeature」の状態 (インストール済みかどうか) が表示されるようになっています。
「feature」の各要素の必須属性を以下に説明します。
注: version の値は、「major.minor.service.qualifier」の 4 つの部分から構成されています。
たとえば、次の属性では、更新サイトと site.xml ファイル内のバージョン値が 3.0.0 である場合にのみインストールが許可されます。
version="version="3.0.0" match="perfect"
この値は、3 つまたは 4 つの部分から構成され、インストールされるフィーチャーに関連しています。この値は、フィーチャーをインストールするかどうかの決定に使用されますが、「match」の値と依存関係があります。この値は、インストール後、インストールされたフィーチャーを更新するかどうかの決定に使用される場合も、「match」の値との依存関係があります。
version 属性には、「major.minor.service release.qualifier」という主要値があります。次の例では、バージョン 3.0.0 と修飾子「20100309-1700」を使用して、名前付きビルドまたは他の修飾子の値を表しています。
version="3.0.0.20100300-1700"
以下に、カスタムフィーチャーの例を示します。
<installfeature default="false" id="ISVExample1" name="YourToolA" required="false" show="true" version "3.0.0.20100309-1700">
<requirements>
<feature
download-size="72457"id="com.abx.yourtoolabxz.tools.feature" match="perfect" size="227855" url="${installer.root}/updateSite.zip"version="3.0.0.20100309-1700"/>
関連概念 IBM Notes インストールキットに含まれる Eclipse ファイルとフォルダ
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