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モニタリング結果データベースで統計レポートを有効にする
クラスタの動作状態をモニターする方法として、モニタリング結果データベースに統計を収集する方法があります。このように収集された情報は、IBM Domino Administrator、またはモニタリング結果データベースそのもので確認できます

このタスクについて


アラーム文書は、統計モニタリングプロセスの一部として、Statistic Collector タスクによって、モニタリング結果データベース (STATREP.NSF) に作成されます。アラーム文書には、どのサーバーにアラームが適用されるか、アラームがレポートされた日付と時間、アラームの重要度、今まででアラームがレポートされた回数、しきい値の設定、そのアラームに関連した統計の現在値が示されます。アラーム文書は、IBM Domino Administrator の [サーバー] -> [分析] タブの [統計モニター] -> [アラーム] ビューから参照できます。

統計レポートの作成を有効にする

このタスクについて

Web サーバー管理クライアントを使用して統計レポートの生成を有効にすることはできません。

手順

1. Domino Administrator で、[ファイル] -> [プリファレンス] -> [システム管理プリファレンス] を選択します。

2. [統計] タブをクリックします。

3. [モニター中またはチャート統計中の統計レポートを生成する] を選択します。

4. 必要に応じてその他の設定を変更して、[OK] をクリックします。

サーバー統計収集を作成する

このタスクについて

サーバー統計収集によって、モニタリング結果データベースに収集する統計を指定します。

手順

1. IBM Domino Administrator または Web サーバー管理クライアントで、[設定] タブをクリックします。

2. タスクペインで [モニタリング設定] を展開して、[サーバー統計収集] をクリックします。

3. [新規統計の集計] をクリックします。

4. [基本] タブの [収集サーバー] セクションで、統計の収集を担当するサーバーを指定します。

5. [基本] タブの [収集元] セクションで、次のいずれかを選択します。

6. 手順 5 で [次のサーバーから] を選択した場合は、次の操作を実行します。
7. [オプション] タブをクリックして、[統計をデータベースに記録] を選択します。

8. オプション: 次の操作のどれかを実行します。

9. [保存して閉じる] をクリックします。

統計収集タスクを開始する

このタスクについて

次のいずれかを実行して、統計収集タスクを開始します。

サーバーの起動時に統計収集タスクを自動的に開始する

このタスクについて

サーバーを起動するたびに統計収集タスクを自動的に開始するには、NOTES.INI ファイルの ServerTasks 設定項目に COLLECT パラメータを付加します。次に例を示します。

ServerTasks=ROUTER,REPLICA,ADMINP,HTTP,ICM,COLLECT

現在のセッションのみで統計収集タスクを開始する

IBM Domino Administrator または Web サーバー管理クライアント、あるいはサーバーコンソールのいずれかから、現在のセッションのみを対象として Statistic Collector タスクを実行することができます。

IBM Domino Administrator または Web サーバー管理クライアントから操作する

手順

1. サーバーペインで、[すべてのサーバー] または [クラスタ] を展開します。

2. 目的のサーバーを選択します。

3. [サーバー] -> [ステータス] タブをクリックします。

4. タスクペインで次のいずれかを実行します。

5. ツールペインで [タスク] を展開し、[開始] を選択します。

6. [統計収集] を選択し、[タスクの開始] をクリックします。

7. [完了] をクリックします。

サーバーコンソールで操作する

このタスクについて

サーバーコンソールから次の IBM Domino コマンドを送信します。

load collect

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