インストール


フィーチャーの更新サイトを呼び出すウィジェットの添付ファイルを作成する
ウィジェットの extension.xml ファイルには、更新サイトに対するポインタとフィーチャーのインストールまたは更新方法の指定が記載されたインストールマニフェスト installfeature スニペットが含まれます。ここで説明するプロセスは、IBM Notes の [フィーチャーとプラグイン] ウィザードを使用して簡素化することができます。

このタスクについて

更新サイトを呼び出してユーザーにフィーチャーをプロビジョニングする際に使用するウィジェットの extension.xml 添付ファイルを作成するには、次の手順を実行します。

注: [ウィジェットの構成を開始] ツールバーボタンには [フィーチャーとプラグイン] オプションが含まれています。このオプションでは、IBM Notes クライアントプラグイン導入ウィジェットの作成プロセスを簡便化するように設計されたウィザードが順番に開始されます。ウィザードに従ってウィジェット定義と extension.xml 作成プロセスを進めます。詳しくは、IBM Notes ユーザーヘルプの「How do I configure a Features and Plugins deployment widget?」を参照してください。

XML 定義のサンプルを以下に示します。

extension.xml ファイルの最初のセクションにある項目の説明です。

この例では、NSF ベースの更新サイトの site.xml ファイルを参照します。

デフォルトで、ウィジェットによるフィーチャーの導入では、認証の必要がない一般向けの更新サイトのみが使用できます。ただし、ユーザーアカウントを使用して、ユーザー認証が必要な更新サイトへのアクセスを設定することもできます。

shared="true" がウィジェットの .XML のインストールマニフェストに設定されている場合、プラグインは Notes_install_dir¥framework¥shared¥eclipse にインストールされます。 そのディレクトリへの書き込みアクセスがない場合、プラグインは Notes_install_dir¥data¥workspace¥applications にインストールされます。

注: この例で使用されているサンプル extension.xml ファイルは入手できます。関連情報のリンクを参照してください。


手順

extension.xml ファイルを作成します。以下の XML サンプルを参考にしてください。

注: インストールマニフェストの内容の詳細に関する関連情報については、Lotus® Expeditor wiki の「Provisioning manifest DTD」を参照してください。

サンプル XML

太字の項目は、使用するフィーチャーに応じてカスタマイズする必要のあるフィールドです。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <webcontextConfiguration version="1.1"> <palleteItem id="com.mycompany.xyz.extensions.featureABX" imageUrl="" providerId="com.ibm.rcp.toolbox.prov.provider.ToolboxProvisioning" title="Comp XYZ Custom Plugin" url="nrpc://WidgetCatalogServer.abx.com/updatesite.nsf/site.xml"> <preferences> </preferences> <data> <installManifest> <![CDATA[ <install> <installfeature description="Comp XYZ Custom Plugin" id="Test_Feature_ABX" name="Test Feature ABX"> <requirements> <feature download-size="10" id="Test_Feature_ABX" match="perfect" shared="true" size="10" version="1.0"/> <requirements> </installfeature> </install> ]]> </installManifest> </data> </palleteItem> </webcontextConfiguration>

親トピック: ウィジェットとウィジェットカタログによるクライアントプラグインの導入
前のトピック: NSF ベースの更新サイトを作成し、Eclipse updateSite の内容をインポートする
次のトピック: Notes クライアントでウィジェットを使用する準備を行う

関連概念
ウィジェットカタログオプションおよびアクセス
Eclipse 更新サイトを理解する

関連タスク
ウィジェットとウィジェットカタログによるクライアントプラグインの導入
NSF ベースの更新サイトを作成して使用する
デスクトップポリシーを使用して NOTES.INI 設定またはロケーション文書設定を割り当てる
デスクトップポリシーを使用して Eclipse プリファレンス設定を割り当てる

関連情報
Provisioning manifest DTD