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インストールまたはアップグレード時に IBM Notes クライアントのシングルログオンを有効にする
IBM Notes のインストールまたはアップグレード時にクライアントシングルログオンを有効にする場合は、ここで説明する手順を実行します。クライアントシングルログオンは、ユーザーの Windows™ パスワードを Notes パスワードに同期します。

このタスクについて

ユーザーインターフェースベースの IBM Notes インストール実行可能ファイルを使用する場合の手順を以下に示します。UI に対応していないインストールやアップグレードで統合する場合は、変換を使用してクライアントシングルログオンを有効にすることができます。

注: クライアントシングルログオンが既にインストールされているかどうかを確認するには、[ファイル] -> [セキュリティ] -> [ユーザーセキュリティ] -> [基本] をクリックします。クライアントシングルログオン機能がインストールされていれば、[OS のログインを使って Notes にログインする] オプションが有効になります。

IBM Notes のパスワード入力画面を表示しないようにするには、IBM Notes クライアントシングルログオンの代わりに IBM Notes 共有ログイン (NSL) を使用することを検討してください。IBM Notes 共有ログインには、ポリシーを使用して設定を有効にできるなどの利点があります。 IBM Notes 共有ログイン (NSL) は、ID ボールトと連携するように設計されています。IBM Notes 共有ログインは、ポリシー設定によって有効にされます。IBM Notes クライアントシングルログオンがインストールされている場合、その機能をアンインストールしてから IBM Notes 共有ログイン (NSL) を有効にする必要があります。

ID ボールトや IBM Notes ローミングユーザーとの関係を含め、IBM Notes クライアントシングルログオンと IBM Notes 共有ログイン (NSL) の違いを理解するには、次の Notes and Domino wiki の記事を参照してください。


IBM Notes 共有ログインを使用する場合は、クライアントシングルログオンを有効にしないでください。関連情報については、「IBM Notes 共有ログインを利用して、パスワードを求めるプロンプトが出ないようにする」を参照してください。

手順

1. Start the Notes install or upgrade program.

2. IBM Notes 機能オプションを展開し、[クライアントシングルログオン] を有効にします。

3. インストールまたはアップグレードが完了したら IBM Notes を再起動し、Windows OS と同じパスワードを IBM Notes のパスワードとして指定します。

4. IBM Notes を終了してコンピュータを再起動します。

5. ログイン画面で Windows のパスワードを使用してコンピュータにログインします。

6. IBM Notes を起動して、パスワードの入力画面が表示されないことを確認します。

関連概念
IBM Notes 共有ログインを利用して、パスワードを求めるプロンプトが出ないようにする

関連タスク
Windows でシングルユーザー用に Notes をインストールおよびアップグレードする
Windows でマルチユーザー用に Notes をインストールおよびアップグレードする