保護
インターネットサイトを使用する場合に Web SSO 設定文書を作成するには
始める前に
Web サイト文書が作成済みであり、サーバー文書内でインターネットサイト文書の使用を有効化してあることを確認してください。
また、クライアントのロケーション文書で、ホームサーバーやメールサーバーが SSO に参加する一連のサーバーと同じドメイン内のサーバーに設定されていることも確認してください。そうなっていれば、SSO 文書が暗号化されている場合に、参加するサーバーで使用するすべてのパブリックキーが見つかります。
手順
1. IBM Domino Administrator で [ファイル] をクリックし、サーバーの Domino ディレクトリ (通常は NAMES.NSF) を開きます。
2. [インターネットサイト] ビューを選択します。
3. [Web SSO 設定の作成] をクリックします。
4. 文書で、[キー] をクリックします。
5. 共有シークレットキーを使用し、次のいずれかの方法で Web SSO 設定を初期化します。
DNS ドメインを入力するとき、必ず先頭にピリオド (.) を入力してください。たとえば、renovations.com ではなく .renovations.com と入力します。
SSO ドメインに WebSphere サーバーが含まれる場合、WebSphere は DNS ドメインの大文字と小文字を区別するため、DNS ドメインの値を適切に (大文字と小文字を区別して) 指定します。
Domino で作成された LTPA トークンが引き続きユーザーの Domino 識別名を含むようにする場合は、このオプションを有効にしないでください。
このフィールドに、グループ、ワイルドカード、WebSphere サーバーの名前を入力することはできません。[Domino サーバー名] フィールドで参加するサーバーとして指定できるのは、Domino サーバーだけです。
注: このフィールドには、64 K というサイズ制限があります。この限度値に達すると (数百のサーバーの名前を入力した場合など)、エラーメッセージが表示されます。この限度値を超えてしまう場合は、Web SSO 文書を複数作成してください。
注: LtpaToken が含まれないトークン形式を選択した場合、このオプションは表示されません。
ヒント: このカスタム名は、 IBM WebSphere Portal との互換性を保つのに有効です。
Cookie 名では、先頭にドル記号文字を使用することはできません。また、下線、カンマ、セミコロン、空白文字は使用できません。ブラウザによっては、非 ASCII 文字を処理できないものもあり、さらには、使用できない特殊文字が指定されている場合もあります。IBM Domino では、Cookie 名は 128 文字に制限されます。
注: LtpaToken2 が含まれないトークン形式を選択した場合、このオプションは表示されません。
注: [アイドル状態のセッションのタイムアウト] が設定されている場合、セッションは期限で指定されている時刻よりも前にタイムアウトになることがあります (アクティブでない時間をもとにして)。
注: [WebSphere LTPA キーの取り込み] を選択すると、このオプションは Web SSO 設定文書に表示されません。
Websphere LTPA キーを取り込んだ場合は、次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 2. Websphere LTPA キーフィールド
[Web サーバーの設定] ビューを使用している場合に Web SSO 設定文書を作成するには
このタスクについて
サーバーが R5.0x Server である場合や、Domino 6 以降を使用するものの Web サイト文書を使用せずに Web サイトを管理する場合は、次の手順で Web SSO 設定文書を作成します。
2. [サーバー] ビューを選択します。
4. Web SSO 設定文書で、[キー] をクリックします。
注: このフィールドに、グループ、ワイルドカード、WebSphere サーバーの名前を入力することはできません。[Domino サーバー名] フィールドで参加するサーバーとして指定できるのは、Domino サーバーだけです。
表 4. Websphere LTPA キーフィールド