保護
カテゴリは以下のとおりです。
実行制御
アクティブコンテンツのクライアントデータ (Notes データベースや NSF 複合アプリケーションなど) に対するアクセス権を設定するには、次のオプションから選択します。
XPages アプリケーションに適用されるオプションが示されています。XPage のセキュリティ (実行時に XPage の入力制御に悪意のあるコードが入り込まないようにするアクティブコンテンツフィルタリングを含む) の詳細については、「IBM Domino® Designer 9.0.1 Social Edition ヘルプ」を参照してください。
表 1. [実行制御 - アクセス] のオプション
表 2. [実行制御 - 操作] のオプション
アプレット
IBM Notes で実行する Java アプレットについて、ワークステーションのデータへのアクセスを制御するときに選択可能なオプションは、次の表のとおりです。
表 3. Applet オプション
JavaScript
JavaScript オプションを使用すると、IBM Notes クライアント内、IBM Notes フォーム上、IBM Notes ブラウザによって表示される Web ページ上で実行される JavaScript の、クライアントデータに対するアクセス権を制御することができます。ただし、これらのオプションは、IBM Notes クライアントにブラウザが組み込まれていても、その他のブラウザ (Microsoft™ Internet Explorer を含む) での JavaScript の実行には適用されません。
ECL の JavaScript に関する設定では、Microsoft Windows™ オブジェクトの JavaScript プロパティの読み込みや更新を JavaScript コードに許可するかどうかを制御します。Window オブジェクトのプロパティに対しては、読み込みと書き込みのアクセス権を許可することができます。JavaScript 文書オブジェクトモデルのトップレベルのオブジェクトとして、Window オブジェクトには、ウィンドウ全体に適用されるプロパティがあります。Window オブジェクトへのセキュリティを高めることにより、ページ内の他のオブジェクトへのセキュリティが高められます。これは、JavaScript がまず Window オブジェクトにアクセスできないと、それより下位のオブジェクトにアクセスできないからです。
表 4. Window オブジェクトクラス
注: このオプションを有効にすると、セキュリティ侵害の危険性が高くなります。フレームセットの 1 つのページに悪意のあるコードが存在していると、そのコードによって別のページのデータにアクセスされる可能性があります。
IBM Notes クライアントで実行されるJavaScript が新規の Web ページまたは IBM Notes 文書を開く権限を制御する ECL オプションが 2 つあります。
表 5. Notes クライアントでのオープンアクセスを有効にするオプション
関連概念 複合アプリケーションについて
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