インストール
Tuner 機能を使用して IBM Notes のインストールをカスタマイズすることは引き続き可能ですが、Eclipse フィーチャーとプラグインが加わったことで、IBM Notes のインストール機能の幅がさらに広がりました。
IBM Notes インストールキットをカスタマイズする場合は、主に deploy と updateSite の 2 つのディレクトリ内で作業します。これらは付属の IBM Notes インストールキットに含まれています。updateSite ディレクトリは、zip 形式で提供されています。
注: 関連トピックで、IBM Notes インストールキットのカスタマイズの説明を参照してください。
また必要に応じて、インストールマニフェスト (install.xml) を編集して、Composite Application Editor などのフィーチャーが IBM Notes のインストール機能選択パネルにどのように表示されるようにするかを指定できます。たとえば、デフォルトであるフィーチャーがインストール対象として選択された状態、または選択されていない状態で表示されるようにできます。また、インストール機能選択パネルからフィーチャーを削除するようにインストールマニフェストを編集して、インストールを強制的に実行するか、そのフィーチャーがインストール時に選択されないようにすることもできます。インストールキット自体からフィーチャーを削除することもできます。さらに、カスタムフィーチャーやサードパーティフィーチャーを追加することもできます。そのためには、インストールマニフェストを編集して Notes インストール用のフィーチャーを追加し、関連するフィーチャーとプラグインの JAR ファイルをカスタマイズされた更新サイト内の該当する features サブディレクトリと plugins サブディレクトリに追加し、カスタマイズされた更新サイト内にフィーチャーが正しくリストされるようにサイトマニフェストを更新します。
Notes インストールキットの deploy ディレクトリには、次のファイルが含まれています。
インストールマニフェストをカスタマイズすることによって、インストールするフィーチャーを指定できます。インストールマニフェストを使用して、特定のフィーチャーのインストールをユーザーが選択できるようにすることができます。また、IBM Notes を初めてインストールした後、インストール、更新、削除するフィーチャーを指定することもできます。
インストールマニフェストは Eclipse 標準に準拠していますが、Notes インストールに固有のファイルです。「installfeature」属性は、Notes のインストール機能選択パネルで表示されるフィーチャー名を示します。下位のフィーチャーステートメントは、上位の installfeature 属性の下のレベルにまとめてグループ化されます。
zip 形式の updateSite ディレクトリには、次のファイルが含まれています。
-- site.xml -- インストール用に公開するフィーチャーのレジストリです。サイトのレジストリにはインストールに使用できる Eclipse フィーチャーがリストされています。このファイルでは、独自の DTD (Document Type Definition) または XML ファイル規則のセットが使用されます。
-- features サブディレクトリ -- (署名付き) フィーチャーの JAR ファイルがあります。フィーチャーを使用して、プラグインが体系化されます。
-- plugins サブディレクトリ -- (署名付き) プラグインの JAR ファイルがあります。プラグインはランタイムのコードを保持しています。
デフォルトでは、次のフィーチャーが Notes のインストール機能選択パネルに表示されます。インストールマニフェストとインストール .MSI ファイル (オプション) を使用して、表示を抑止したり、インストールプログラムのデフォルトを設定したりすることができます。
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