設定


Microsoft IIS 対応セキュリティの設定
IIS プラグインと IBM Domino バックエンドサーバーを設定すると、Web アプリケーションに対して IIS セキュリティと Domino セキュリティの両方が適用されます。IIS が Microsoft™ Windows™ アカウントレジストリに基づいてユーザーを認証した後、ユーザー認証のためにこれらの資格情報が IBM Domino に渡されます。

このタスクについて

Microsoft IIS では、以下の 4 つのユーザー認証方法がサポートされています。なお、Domino プラグイン構成では、ダイジェスト認証以外の認証方法がサポートされています。


IIS では、ファイルシステムや Active Server Pages など IIS が持つリソースへのアクセスを制御するために、ユーザー認証が必要になります。ユーザーが Domino リソースへのアクセスを要求する場合は、認証情報が IIS プラグインから Domino に渡されます。渡される情報は、IIS で使用可能な認証方法の組み合わせによって決まります。

情報が渡されると、IBM Domino は関連リンクのトピック「Microsoft IIS セキュリティ設定オプションを理解する」で説明する手順でユーザーを認証します。 複数の Domino ディレクトリや LDAP ディレクトリなど、Domino ディレクトリのすべてのオプションを使用できます。

IIS サーバー上でセキュリティを設定するには:

手順

1. インターネットサービスマネージャを起動します。

2. IIS の Web サイトをマウスの右ボタンでクリックし、[プロパティ] を選択します。

3. [ディレクトリセキュリティ] タブをクリックします。

4. [匿名アクセスと認証制御] セクションで [編集] をクリックします。

5. 認証オプションを 1 つ以上選択し、[OK] をクリックします。

タスクの結果

Microsoft Windows Vista と Windows 2008 へのプラグインのインストールなどのプラグインの詳細については、WebSphere® Application Server のインフォメーションセンターの「Web サーバープラグインのインストール」を参照してください。

関連概念
IBM Domino のセキュリティの概要

関連資料
Microsoft IIS セキュリティ設定オプションを理解する

関連情報
WebSphere Application Server バージョン 6.1 インフォメーションセンターの「Web サーバー・プラグインのインストール」