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ユーザーを管理する
関連する多数の管理タスクをシステム管理プロセスとして自動化すると、ユーザーの管理がしやすくなります。たとえば、ユーザーの名前を変更する場合、システム管理プロセスは、システム管理要求データベースに登録されている一連の要求を生成し、それらを実行することで、IBM Notes ドメインのデータベース全体で名前を自動的に変更します。

たとえば、ユーザー文書、データベース、ACL、拡張 ACL 内が変更されます。ただしシステム管理プロセスは、データベースがシステム管理サーバーに割り当てられている場合にのみ、使用できます。

ユーザーの名前を変更する

ユーザーの名前はいくつかの方法によって、「名前が変更」されたと見なされます。通常の方法は、ユーザーの共通名または別名を変更する方法です。ただし、IBM Domino と IBM Notes では、名前階層がユーザー名の一部に含まれています。このため、ユーザーが新しい階層に移動され、認証された場合、それも名前の変更と見なされます。

ユーザーのローミングステータスを変更する

ユーザーの管理には、各ユーザーのローミングステータスを非ローミングステータスへ変更したり、非ローミングステータスをローミングステータスへ変更したりすることも含まれます。詳しくは、関連リンクの『ローミングユーザーのステータス変更の考慮事項』を参照してください。

ユーザーのファイルを移動する、または開く

ユーザーを 1 つの階層から別の階層に移動する簡単な名前の変更作業とは対照的に、ユーザーの実際のファイルを移動する必要が生じることがあります。たとえば、ユーザーのメールファイルとローミングファイルを移動できます。

ユーザー名を削除する

ユーザー名を削除するときに、一部のファイルを残した上でそれらのファイルへのユーザーアクセスを拒否できます。システム管理プロセスは、ユーザーの削除や Web サーバー管理クライアントを使用したユーザーの削除の自動化に役立ちます。

Windows 2003 の Active Directory と Notes のユーザーの同期を取る

IBM Notes ユーザーと Microsoft™ Windows™ 2003 の Active Directory のユーザーとの同期を取ることができます。また、Windows 2003 の Microsoft Management Console から Notes ユーザーを管理することも可能です。

関連概念
ローミングユーザーのステータス変更の考慮事項

関連タスク
IBM Notes ユーザー登録のデフォルト設定を定義する
IBM Notes ユーザーの共通名または別名を変更する
システム管理プロセスを使用して IBM Notes ユーザー名を変更する
Web ユーザーを名前変更する
名前階層でユーザー名を移動する
IBM Notes ローミングユーザーの登録と設定のロードマップ
IBM Domino Administrator または Web サーバー管理クライアントからユーザーのメールファイルとローミングファイルを移動する
ユーザーのメールファイルを開く
ユーザーを削除する
Domino Active Directory の同期を設定する