計画


アプリケーションのセキュリティ
IBM Domino アプリケーションへのアクセスを制限し、権限のないユーザーによる情報へのアクセスを防ぎます。

表 1. アクセスを制限するためのタスク
タスク目的
ACL を使用して、アプリケーションへのアクセスを制限する。IBM Notes、インターネット、イントラネットのユーザーと IBM Domino サーバーからの、アプリケーションへのアクセスを制御します。
ACL の整合性を有効にする。ACL に対するすべての変更を単一のロケーションで実行することにより、サーバー上のデータベースとテンプレートを保護します。
アプリケーションを暗号化する権限のないユーザーが、サーバーやクライアント上のアプリケーションに直接アクセスすることを防ぎます。
アプリケーションやテンプレートに署名する。アプリケーションやテンプレートの作成者を識別します。ユーザーがアプリケーションにアクセスすると、署名がチェックされて、アクションが許可されるかどうかが決まります。

たとえば、Domino サーバーでは、Agent Manager がエージェントの署名を確認して、署名者がアクションを実行する権限を持っているかどうかをチェックします。IBM Notes クライアントでは、クライアントの ECL にある署名者の権限と署名が照合されます。

Notes の送信メールと受信メールを暗号化する。指定されたメール受信者だけがメールを読めるようにします。
メールメッセージに電子署名する。メッセージの送信者が作成者であり、データが不正に変更されていないことを確認します。

関連概念
データベースのアクセス制御リスト
メールの暗号化
電子署名
セキュリティのプランニング
IBM Domino のセキュリティの概要

関連タスク
共通アクセス制御リストを使用する
テンプレートとデータベースの署名